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auがiPhone修理代補助を拡充、「AppleCare+」値上げにあわせ

 KDDIと沖縄セルラーは、iPhoneが故障したときの修理代金を補助する「auスマートパス」会員向けサービスを、9月20日に拡充する。

 今回の拡充は、アップルのサポートサービス「AppleCare+」の利用料が値上げされたことを受けて実施されるもの。au版iPhoneで利用できる「AppleCare+」は、これまで月額366円という料金だった。しかし9月11日以降の加入では、利用料は月額408円(初回は416円、総額9800円)に値上げされ、修理代金の上限もこれまでの4400円から、7800円に引き上げられた。なお、修理は2年間に2回まで利用できる。

 auスマートパス会員に対しては、今春以降、au側がiPhone故障時の料金を補助して、実質的にユーザーが追加費用を負担しない形になっていた。「AppleCare+」の値上げにあわせて、auスマートパス側のサポート額もアップすることになった。

 対象者は、「9月11日以降にauスマートパスへ加入したiPhoneユーザー」が対象。つまり値上げした「AppleCare+」加入者が対象と言えるもので、購入と同時、またはそれ以前にauスマートパスへ加入している必要がある。このユーザーに対しては、9月20日以降、修理代金の補助額が1回あたり最大7800円(従来は1回あたり最大4400円)に拡大する。

 なお、iPad、iPad mini、そして9月10日以前までに契約したiPhoneについては、「AppleCare+」の修理代が変更されておらず、補助額も従来通り(1回4400円)となっている。

関口 聖