Bluetooth 4.0で新しいロゴマークを導入


 Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は、Bluetooth 4.0対応機器向けに、新たなトレードマーク「Bluetooth Smart Ready」「Bluetooth Smart」を発表した。

 今回発表されたトレードマークは、Bluetooth 4.0対応機器の特徴を示すものとして導入される。「Bluetooth Smart Ready」と記される製品には、Bluetooth 4.0の「デュアルモード」機能を備える。Bluetooth 4.0では、これまでのBluetoothの機能に加えて、低消費電力でヘルスケア機器などの採用が見込まれる「Bluetooth Low Energy」という2つの仕様がサポートされている。「Bluetooth Low Energy」はこれまでのBluetoothと互換性がない。そのため「デュアルモード」対応機器は、従来のBluetoothとBluetooth Low Energyの両方をサポートする、ということになる。

 一方、「Bluetooth Smart」は、「Bluetooth Low Energy」だけをサポートする機器に付けられる。「Bluetooth Smart」の機器は、「Bluetooth Smart Ready」対応機器、あるいはメーカーが指定した機器と接続して利用できるようになる。




(関口 聖)

2011/10/26 14:27