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4月~6月のスマホ出荷数は9%増、タブレットは3割弱も成長~IDC調査

 IDC Japanは、2017年第2四半期(4月~6月)、パソコンやスマートフォン、タブレット、データ通信カードなどで構成されるモバイルデバイスの出荷台数実績が1190万台になったと発表した。前年同期と比べ、10.4%増えた。

 スマートフォン市場については、法人向けに導入が進んだこと、キャリア向けのAndroid端末などが好調だったことから、前年同期比9.1%増だった。

 タブレットは家庭向けが拡がり、前年から27.5%増と大幅な伸びを記録した。特に家庭向けタブレットは過去最高の出荷台数になったという。一方で、ビジネス向けの実績は落ち込み、2013年と同じレベルになったという。

 2017年度通期でも10.1%増の5344万台。このうち家庭向けは8.8%増の4154万台。スマートフォンについてはフィーチャーフォンからの乗り換えなどが後押ししてプラス成長になると予測されている。