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「働き方改革」でタブレットやポータブルPCは成長率が高まる予測
IDCのエンタープライズモバイルデバイス市場の予測
2017年8月4日 14:14
IDC Japanは、国内エンタープライズモバイルデバイス市場における2017年~2021年の市場規模の予測を発表した。年間平均成長率は2.5%で、「働き方改革」などで9~13インチの製品の成長率も高まると予測している。
2017年~2021年の国内のエンタープライズモバイルデバイス市場の年間平均成長率は、種類別にみるとスマートフォンが6.5%、タブレットが1.9%。ポータブルPCが0.3%で、いずれも出荷数はプラス成長が予測されている。フィーチャーフォンの置き換えが急速に進み、スマートフォンへの切り替えも進むと予測されることから、スマートフォンは2017年以降に大きく成長するとしている。
画面サイズ別にみると、スマートフォンの成長率が高いという予測から5~8インチクラスの成長率が高く、次いで5インチ未満の製品(Androidフィーチャーフォンなど)が伸びると予測。その次はタブレットやポータブルPCの9~13インチクラスで、「働き方改革」などで需要が高まるとみられている。