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2017年第1四半期のウェアラブルデバイス出荷台数、中国小米が世界No.1に
2017年6月16日 13:06
IDC Japanは、2017年第1四半期(1月~3月)におけるウェアラブルデバイスの出荷台数を発表した。
同社によると、全世界での2017年第1四半期のウェアラブルデバイスの出荷台数は前年同期比17.9%増の2470万台、日本国内の出荷台数は前年同期比19.9%減の20万4000台となった。
世界市場におけるメーカー別のシェアでは、中国の小米(Xiaomi)が14.7%で1位に、Appleが14.6%で2位、Fitbitが12.3%で3位、Samsungが5.5%で4位、Garminが4.6%で5位となった。なお、IDCでは出荷実績が1%未満の場合、ランキング上では同位として扱っている。
日本国内におけるメーカー別シェアは、エプソンが21.7%で1位に、Appleが18.1%で2位。以下、Sonyが15.4%で3位、Garminが11.4%で4位、カシオが6.6%で5位と続いている。なお、IDCの調査では、メーカー別シェアを資本関係によるグループ単位で集計している。
ウェアラブルデバイスのタイプ別出荷台数では、日本国内の68.2%が腕時計型、26.1%がリストバンド型。世界市場では腕時計型が54.3%、リストバンド型が41.0%となっている。
IDCは、国内市場におけるウェアラブルデバイスはリストバンド型が主導的であったが、機能面で優れる腕時計型がシェアを伸ばしている。と指摘している。