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ウェアラブル端末の売れ行きは前年の1.8倍に

 GfKジャパンは、ウェアラブル端末の販売動向や、ユーザーの購入意向に関するレポートを発表した。2015年度、ウェアラブル端末は前年より1.8倍、売れ行きを伸ばした。

 同調査によれば、2015年度は、ウェアラブルデバイスメーカーの参入が続いたこと、製品が増えたことから、販売数が前年度の83%増を記録した。特に約1年前の2015年春にApple Watchが登場したことから、スマートウォッチの販売数は約4倍と大きく成長。また時計のようなデザインを求める声が強まったとして、円形ディスプレイを採用するモデルが全体の1%程度だったところから、10月以降、全体の10%前後にまで拡大した。

 ユーザーへのアンケート調査(インターネット調査、18歳~69歳の男女1万1910名)では、ウェアラブルデバイスのことを知っている人のうち、実際に購入した人が1割弱、購入したいと考えている人は2割弱となった。同調査では、男性の割合が多かったとのことで、特にスマートウォッチ購入者の53%が18歳~39歳の男性だった。またフィットネストラッカー(活動量計)は50歳代、60歳代の利用が多かった。

関口 聖