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「震災時デマ」や「SNSいじめ」どう対処?~「KDDIスマホ・ケータイ 安全教室」のテーマに

 KDDIは、全国の小中学校、高校向けに無料で実施している出前講座「KDDIスマホ・ケータイ 安全教室」の教材に、「震災時のSNS発信」や「SNSいじめ」「ペアレンタルコントロールの役割」という3種類のテーマを追加した。

 「KDDIスマホ・ケータイ 安全教室」は、KDDIが児童・生徒やその保護者を対象とした啓発講座。携帯電話・スマートフォンを日常的に利用している青少年が陥りがちなトラブルとその対処法を、動画教材を使って紹介している。

「震災時のSNS発信」(左)と「SNSいじめ」(右)

 新テーマのうち「震災時のSNS発信」と「SNSいじめ」は中高生向けの内容。前者は、地震発生時に悪ふざけのつもりで投稿した「動物園からトラが逃げた」というデマ情報が拡散されてしまったという、熊本地震で実際に発生した事例を扱う。後者は無料通話アプリやつぶやきサイトがきっかけとしたグループ外しの様子を描き、当事者だけでなく傍観者としてもどう対処できるか考えさせる内容。

 3つ目のテーマ「フィルタリング等のペアレンタルコントロールの役割」は、保護者・教職員向けの内容。親にフィルタリングを外してもらった中学生に迫るリスクを描き、ペアレンタルコントロールの意義を紹介する。