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ソニーがスノースポーツ用のヘッドセット、グループ会話機能付き
2016年11月2日 14:51
ソニービデオ&サウンドプロダクツは、スノースポーツ用のヘルメットに装着するBluetoothヘッドセット「NYSNO(ニスノ)-10」を2017年1月下旬に発売する。価格は3万円前後。
スノースポーツ用ヘルメットを輸入販売するロータスインターナショナルから、3000台限定で販売される。11月18日より、購入予約の受付を開始する。
「NYSNO-10」は、スキー・スノーボード向けのヘルメットに取り付けて使うヘッドセット。ヘルメットの後頭部を振動板として利用するため、周囲の音をふさぐことなく音楽などを楽しめる。
Bluetoothでスマートフォンと接続し、音楽再生やハンズフリー通話が利用できる。また、スマートフォンを介さず、最大3台までの「NYSNO-10」同士で会話する「グループトーク機能」を搭載。ソニーによる測定では、見通しの良い場所にて、最長1km離れた地点にいる相手と会話できるとしている。マイクはヘルメットの側頭部ベルトに取り付けたマイクは、滑走中でも風切り音を拾わず会話できる。
リストバンド型のリモコンが付属し、音楽のコントロールやグループトークの操作に利用できる。NFC対応のスマートフォンであれば、本体にかざすだけでペアリング可能。着信の応答も、タッチパネルを操作せず、かざすだけでそのまま通話できる。
本体、リモコン、マイクはIP65相当の防水防塵仕様。MILスペックに準拠した耐衝撃性能(1.2mからの落下テストにクリア)や、マイナス10度の環境での動作性能を備える。通信規格と通信出力はBluetooth 4.1/Power Class 1。
ヘルメットには接着式のマウントを貼り付けた上で、本体を取り付ける。ヘルメットの後部中央付近の直径46mmの範囲に凹凸がなく、本体を取り付ける範囲に突起物がなければ装着可能。イコライザーとして、ヘルメットの素材にあわせて選べる3種類の振動モードを搭載する。大きさは約143×48.3×30.8mmで、重さは約150g。充電はmicroUSBケーブルで行う。連続使用時間はグループトークで最大8時間、スマートフォンでの通話時は最大20時間。