【IFA2014】

サムスン、「GALAXY Note 4」「GALAXY Note Edge」を発表

「Gear S」「Gear VR」も紹介

 サムスンは9月3日、ベルリン市内で発表会イベント「SAMSUNG UNPACKED 2014 EPISODE 2」を開催し、「GALAXY Note 4」「GALAXY Note Edge」「Gear S」「Gear VR」の4製品を発表した。

GALAXY Note 4
GALAXY Note Edge
Gear S
Gear VR

 「GALAXY Note 4」は、専用のスタイラスペン「Sペン」による操作性を追求したスマートフォン「GALAXY Note」シリーズの4世代目にあたる製品。5.7インチのQuad HD(2560×1440ドット)の有機ELディスプレイ、16メガピクセルのメインカメラ、3.7メガピクセルのフロントカメラを装備している。CPUは2.7GHz、クアッドコアで、OSはAndroid 4.4、メモリは3GB、ストレージは32GB。指紋認証やNFCにも対応する。大きさは153.5×78.6×8.5mm、重さは176g。バッテリーは3220mAh。

 「GALAXY Note Edge」は、右側面に曲面を描いたスリムな小窓を装備したモデル。5.6インチのQuad HD+の有機ELディスプレイは、2560×(1440+160)ドットという変則的な解像度となり、幅160ピクセル分の小窓でさまざまな表現を行う。CPUやメモリ、ストレージ、カメラの仕様はGALAXY Note 4と共通で、こちらも指紋認証やNFCに対応する。大きさは151.3×82.4×8.3mm、重さは174g。バッテリーは3000mAh。

 「Gear S」は、腕時計型のウェアラブルデバイスのハイエンドモデル。8月末に発表されたものを改めて紹介した形になる。ラウンド形状をした2インチ、360×480ドットの有機ELディスプレイを装備しており、文字入力も行える。2Gおよび3Gによる通信機能も用意されており、単体での通話も行える。CPUは1GHz、デュアルコアで、OSはTizen。メモリは512MB、ストレージは4GB。大きさは39.9×58.1×12.5mm、バッテリーは300mAh。

 Gear VRは、GALAXY Note 4を装着することで、バーチャルリアリティ(VR)を楽しめるデバイス。ヘッドマウントディスプレイを開発するOculus社と共同で開発した製品となる。側面には操作用のタッチパッドやボタンを装備する。

湯野 康隆