【IFA2013】

写真で見る「Xperia Z1」

話題の製品が多く、来場者が多数詰めかけたソニーブース

 4日(現地時間)、「Xperia Z1」やレンズ型カメラの「DSC-QX100/10」などを発表したソニーのブースには、これらの新製品がところ狭しと並べられていた。話題性の高い端末が多かっただけに、連日、来場者でにぎわいを見せていた。ここでは、Xperia Z1やレンズ型カメラ2機種の詳細を、写真でチェックしてこう。

 Xperia Z1は、ソニーモバイルの開発したフラッグシップのスマートフォン。画質にこだわったのが特徴で、カメラにはソニーの「Gレンズ」「Exmor RS for mobile」「BIONZ for mobile」を採用する。センサーのサイズやレンズの性能を上げ、処理エンジンもデジカメに近いものを採用して画質の向上を図った1台だ。6月に発表された「Xperia Z ULTRA」と同様、ディスプレイにはデータベース型の映像補正技術「X-Reality for mobile」を採用している。ディスプレイのサイズは5インチで、解像度はフルHD。カラーは、Xperia ZやXperia Z ULTRAと同様、ブラック、ホワイト、パープルの3色展開となる。

“1枚の板”というコンセプトが色濃く反映させたブラック。トーンを変えた、フレームのブラックも高級感がある
クリーンな印象のあるホワイト。フレーム部分は、明るめのシルバーとなっている。ただし、ディスプレイの周囲はブラック
パープルは、Xperia Zよりやや青い印象を受ける。Xperia Z ULTRAとも違った色味。側面などもパープルで統一されている
フレームは、アルミを削り出して作り上げた。ソニーブースには、その製造過程も公開されていた
F値2.0で非球面の「Gレンズ」や、1/2.3型の「Exmor RS for mobile」、画像処理エンジンの「BIONZ for mobile」を搭載し、コンパクトデジカメ並みの性能を実現。暗所での撮影では、特に他の端末との違いが顕著だ。写真はNexus 4(左)とXperia Z1(右)で、真っ暗な箱の中の被写体を撮影したところ

 カメラにはさまざまな拡張機能が搭載されており、ワンタッチでメニューを呼び出すことが可能。標準の機能は4種類。Facebookで動画中継を行う「Social live」、シャッターを切った前後61枚の写真を記録する「Timeshift burst」、被写体の関連情報を検索できる「Info-eye」、写真に恐竜などのCGをリアルタイムで合成できる「AR effect」がプリセットされている。設定メニューで「アプリ」をタップすると、「Sony Select」が開き、追加アプリのダウンロードが可能となる。ソニーのブースには、LINEの各種キャラクターをARで合成できるアプリや、サッカーに関連したエフェクトを追加できるアプリなどが展示されていた。これらのアプリは、インストールするとメニューに追加され、標準機能と同じように呼び出せる。

カメラのメニューをタップすると、拡張機能を選択できる。「プレミアムおまかせオート」のオン/オフも、ここで行える
シャッターを切った瞬間1枚と前後30枚の写真をまとめて保存できる「Timeshift burst」。61枚の写真が展開され、フリックで次々と写真を切り替えられる心地よいUIが特徴
撮った写真の情報を検索できる「Info-eye」。被写体は自動的に認識されるが、あらかじめ選択しておくと精度が上がる
標準機能以外にも、さまざまな機能を追加できる。LINEのキャラクターを使ったアプリや、複数の写真を合成するアプリなども登場する予定
もちろん、Xperia Z1は防水、防塵性能も備える。防水性能はIPX5/IPX8準拠、防塵性能はIP5X準拠。ブースには、端末を水に浸す「水没マシーン」が置かれていた

 ユーザーインターフェイス(UI)は、Xperia Zに採用されたものに近いが、Xperia Z ULTRAの要素も加わっている。また、「Walkmanアプリ」「アルバムアプリ」「ムービーアプリ」は、それぞれソニーのオンラインサービスとシームレスで連携する。同時に「PlayMemories Online」もリニューアルされ、撮った写真を自動的にクラウド上でシンクすることも可能になる。

「Walkmanアプリ」「アルバムアプリ」「ムービーアプリ」には、それぞれのオンラインサービスが統合されている
「PlayMemories Online」と写真を自動的同期させることも可能だ
UIもXperia Zから、わずかに変更が加えられている。アプリの並べ替えやアンインストールは、アプリトレイを右方向にフリックして現れるメニューから行う仕組みだ
主な設定メニュー。通知エリアのボタンは、追加/削除が自由にでき、数を増やすと2段になる。1段には5個までボタンを置ける
Xperia Z1に加え、Xperia Z ULTRAも展示されていた。欧州では間もなくLTE版が発売される

スマホと合体するカメラ

 Xperiaなどのスマートフォンと連携するレンズ型カメラ2機種も、ソニーブースで注目を集めていた。スマートフォンとはWi-Fiでつながり、NFCをトリガーにした自動接続も可能だ。Androidはもちろん、iOSでも利用可能。現行のiPhoneはNFCに対応していないが、そのような機種ではパスワードを入力して連携させる。

レンズ型カメラの「DSC-QX10」。撮像素子やエンジンなどはコンパクトデジカメの「DSC-WX200」相当で、10倍ズームが可能。画質に関してはXperia Z1よりやや高い程度だが、光学ズームが魅力
高級コンパクトの「DSC-RX100M2」に相当するのが、「DSC-QX100」。光学ズームは3.6倍だ。1型のセンサーを搭載し、高い画質で撮影できる
スマートフォンに接続するためのアタッチメント。爪はスプリングで伸び、端末の左右を挟み込む仕様となっている。ある程度ラウンドしたボディでも装着可能。筆者所有の「GALAXY S4」にもつけることができた
ファインダーとしてスマートフォンのディスプレイを利用する。3種類のオートのほか、絞り優先に切り替えることが可能
ホワイトも発売されるが、ブースにはモックアップしか置かれていなかった

石野 純也