ニュース

ドコモ、FOMA網を利用するトランシーバーにハンディタイプを追加

 NTTドコモは、FOMA網を利用する「ドコモビジネストランシーバ」の新端末として、ハンディタイプの「iVo-200」を開発した。法人向けに、5月13日に発売される。

 「ドコモビジネストランシーバ」は、FOMA網を利用することで業務用の無線設備や免許が不要になるトランシーバーサービス。片方ずつ話す半二重通信の通話が可能で、運行管理などのデータ連携も行える。

 「ドコモビジネストランシーバ」に対応する端末は、車載型が中心にラインナップされているが、今回新たに追加された端末はストレート型携帯電話のようなハンディタイプ。モバイルクリエイト製で、リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約9時間の利用が可能。通話のほか、メッセージの送受信機能を備えている。大きさは約55×54×180mmで、重さは約350g。

「iVo-200」

 ドコモはこのほか、「iVo-200」と相互通話が可能で、緊急速報「エリアメール」に対応した車載設置タイプの端末「iMH-1000」も開発中。日立国際電気製で、通話、データ連携などさまざまな機能に対応する。大きさ約115×106×26.5mmで、重さは約400g。

「iMH-1000」

太田 亮三