本日の一品
メガネもフォースとともに!「JINS MEME ES STAR WARS Edition」
(2015/12/17 06:00)
"A long time ago in a galaxcy far,far away...." ジョン・ウィリアムズ作曲による交響曲から始まるSF映画「スター・ウォーズ」の新作がいよいよ明日18日に公開される。新トリロジー(三部作)の始まりに、幼少の頃から擦り切れるほど観てきた筆者に限らず、待望している読者も多いことだろう。
公開に合わせて様々なコラボレーション商品が発売されているのはよくご覧頂いていることと思うが、そのうちの一つとしてメガネのコラボレーション商品をご紹介しよう。しかも、さきごろ発売されて話題になった「JINS MEME」とスター・ウォーズのコラボレーションである。
「JINS MEME ES STAR WARS Edition」は、加速度センサーと眼やまぶたの動きを捉えるセンサーを搭載したメガネフレーム「JINS MEME」の、スター・ウォーズ版。一般発売前だが、試用機をお借りしたのでその使い勝手をお伝えしよう。
そもそも「JINS MEME」は、先述の通り様々なセンサーをメガネフレームに内蔵して体の動きをセンシングするという製品。加速度センサーで体の動きを、目やまぶたの動きを感知する眼電位センサーで集中の度合いなどを測定、Bluetooth接続したスマートフォンにその結果を表示するというもの。ウェリントンタイプでジャイロセンサーも搭載した「ES」と、スポーツグラスタイプの「MT」が発売されたのは記憶に新しい(※関連記事)。
今回のコラボレーションモデルは、ウェリントンタイプの「ES」で、試用したのはダース・ベイダーモデルだ。ベイダー卿をイメージした、グレーミラーレンズが入っており、明るい場所ではキラキラと反射して、外から見ると目の動きがまったくわからない。フレーム色も相まって、不気味なベイダー卿っぽさを演出している。
レンズには、目立たないが隅の方にスター・ウォーズのロゴが入っているほか、右のモダン(耳あて)にもロゴ、左にはベイダー卿の肖像が入っている。全体的に、コラボレーションモデルとは言いつつも、外観としては普段使いでも悪目立ちはしない作りとなっている。ただし、グレーミラーレンズはキラキラと反射するため、TPOは見極める必要はある。
実際のかけ心地は悪くない。見た目こそ、各部は太くて無骨だし、普通のメガネに比べれば重いが、かけてみれば耳あてと鼻あてで支えるので、気になるほどの重さではない。鼻あて部分がセンサーになっていて、この時期は金属部分が冷たいが、それも最初だけでじきに違和感はなくなってくる。
センサーからのフィードバックはスマートフォンのアプリにBluetoothで送られる。アプリを見ていると、歩いている時の姿勢についてアドバイスが表示されたり、座って集中していると休憩を勧めたりしてくる。高機能というわけでもないが、実際に可視化されるとなかなか興味深いものがある。
コラボレーションモデルのアプリでは、機能は通常版とほぼ同じだが、背景がスター・ウォーズ仕様となっている。こちらはコラボレーションモデルでしか使用できないとのこと。また、特別機能として「フォースモード」があり、計測された「アタマ年齢」「カラダ年齢」のバランスから、「フォース」を可視化してくれる。具体的に何をどうすればよいかについてはそれ以外のモードでアドバイスしてくれるので、特に何かの役に立つわけではないが、見た目に楽しい。
通常版の「ES」が3万9000円(税抜、以下同)なのに対して、コラボレーションモデルは5万円と、価格差はあまり大きくない。「ES」自体に興味をお持ちなら、選択肢としてアリだろう。グレーミラーレンズ悪目立ちしそう……という向きには、2000円で度入りのクリアレンズに交換可能とのことなので、そちらを利用するのもいいだろう。特別仕様ケースに、ベイダー卿メガネ拭きもついてくるので、クリスマスプレゼントとしても良いかもしれない。発売は明日18日、限定1000本のみとの事なのでお気をつけを。
さらなる愛好家に向けた「R2-D2モデル」「C-3POモデル」もある。どちらも、ダースベイダーモデルに比べると派手なデザインで、普段使いには相当な覚悟が求められる。お値段も、R2-D2モデルは22万円(!)、C-3POは30万円(!!)と、こちらも覚悟が必要。抽選販売で、両モデルとも全世界限定3本とのことなので、お申し込みはお早めに。
製品名 | 販売元 | 参考価格 |
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JINS MEME ES STAR WARS Edition | ジェイアイエヌ | 5万4000円(税込) |