本日の一品
純正よりも純正ぽい日本製iPadケース「Mesh Case」
(2015/8/20 06:00)
薄型のiPad Air 2に純正スマートカバーを装着して利用している人は多いだろうが、意外と忘れられているのが「背面」への配慮だ。ディスプレイのみならず、背面もしっかり保護しておきたいが、スマートカバーにマッチするケースはあまり多くない。今回紹介するのは、純正よりも純正らしい感覚さえする「Mesh Case for iPad Air 2」というケースだ。
このケースに採用されている素材は、「エラストマー」。要は「ゴム」である。その弾力性や伸縮性が、不意の落下などによる衝撃からiPad Air 2の本体を守ってくれる。また、内側にはiPad本体とのすべり止めの役目も果たすよう、ツルツルした加工がなされているが、手が触れる外側については、肌触りの良いさらさら加工となっている。その肌触りは、まさに「純正スマートカバー」のそれなのだ。
iPad専用として販売されているアップルの「スマートカバー」は、ディスプレイ側はフェルト風加工されているのに対して、外側はさらさらのゴム風加工がされている。その肌触りが好きで、新しいiPadを購入するたびにスマートカバーを買う人もいるほどである。同じ肌触りを持つ「Mesh Case」を組み合わせることで、今までにない一体感を得られる。
背面には穴あき加工がされており、本体にキズが付くことを防ぐのと同時に、熱がこもることを防いでいる。また、軽量化にも貢献しており、ケース本体は約81gと、iPadに装着した状態でまったく気にならない重さだ。なお、ケースを装着した状態でもカメラの利用や、Lightningケーブルの差し込み、スピーカー、サイドキー操作はなんら問題ない。
筆者がもっとも気になっていたスマートカバーの装着性についても、このケースを組み合わせると改善できる。純正のスマートカバーは、iPadにマグネットで固定して取り付ける仕組みだ。マグネットゆえに、万が一、スマートカバーから持ち上げてしまうと、iPadが外れて落ちてしまう可能性がある。だが、この「Mesh Case for iPad Air 2」には、スマートカバーのマグネット固定を強化するためのスチールが埋め込まれている。
つまり、iPad本体側ではなく、ケース側にスマートカバーを吸着させましょうという考えなのだ。試しにケースを付けた状態で、カバーを掴んで持ち上げてみたところ、iPadが落ちる様子もなく、安定してくっついていることが確認できた。実験として乱暴に振り回したところで、やっとiPadが外れた。それだけ、スマートカバーを装着する前提で作られたケースなのだ。
今回利用したのは、スマートカバーのプロダクト・レッドと同じ色合いのケースだ。この製品は、スマートカバーの色と同じカラー展開をしている。持っているスマートカバーの色に合わせて、ケースをチョイスできるのは嬉しい。もちろん、あえて違う色を選んでみるのもよい。
iPad Air 2を購入して、スマートカバーのみで運用している人は、このケースを組み合わせてみると、一体感があって良いだろう。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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AndMesh Mesh Case for iPad Air 2 | DAQ | 5400円 |