本日の一品
待望のThinkPadなBluetoothワイヤレスキーボード
(2013/7/11 06:00)
タブレット端末の普及につれて、コンパクトな外付けキーボードの需要が増している。最近では、タブレットの画面上での入力に慣れた人が増えたせいか、外付けキーボードはただ文字を入力できるという程度のものではなく、しっかりとした文章を入力ができるものにシフトしているように思う。
という筆者もBluetoothキーボードはいくつか持っている。Macにワイヤレスキーボードを組み合わせると必然的にBluetoothになることもあるが、最近ではタブレットを外で使うようになってBluetoothキーボードを本格的に使い出した。さらに、Windows 8タブレットを使うようになると、良質なBluetoothキーボードは必需アイテムだ。
しかし、Bluetoothキーボードで入力環境は揃っても、問題はマウス。タブレットと組み合わせて使うなら画面のタッチ操作でも可能だが、Webサイトの画面の中の混みいったリンク先を確実にクリックする場合、マウスのようなポインティングデバイスの便利さには全く及ばない。今まではBluetoothマウスも持ち歩いていたが、持ち歩くものが増えすぎてしまい、かえって不便になった。
そんな時に登場したのが、レノボの「ThinkPad」シリーズでおなじみのポインティングデバイスを備えた「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」。これならばマウスを別途持ち歩く必要がない。しかも、ThinkPadのポインティングデバイスである“トラックポイント”なら、タッチタイピングのホームポジションから手を離さずにポインタの操作ができる。
筆者は、発売されるという情報を得てすぐオーダー。届いて早速使ってみたが、ポインティングデバイス一体のキーボードの便利さは、何物にも代えがたい。キーボード自体の質も及第点。ThinkPadのキーボードが好きなら、何の問題もないだろう。
筆者の好みからすると、現行ThinkPadでは可能なCtrlキーとFnキーの入れ替えができず、Ctrlキーが左から2番めになっているのが残念。また、F1~F12のファンクションキーは、そのままだとボリューム調整などの機能が割り当てられている。Fnキーと組み合わせて押すとパソコンようなファンクションキーとして使え、「Fn+Esc」と押せばFnキーを押下した状態でロックできるが、最初からF1~F12キーで固定できないのは少々面倒だと感じた。
とはいえ、待ちに待ったポインティングデバイス内蔵のコンパクトなワイヤレスキーボード。これから毎日持ち歩き、Windows 8タブレットとの組み合わせに実力を発揮してもらうつもりだ。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード | レノボ | 9129円 |