本日の一品
鉛筆もボールペンも、何でもスタイラスにできる「TOUCH Pen Cap」
(2013/6/25 06:00)
iPhoneやAndroidスマホ、タブレットなどが多く出荷されるようになり、本来の指先操作ではなく、専用スタイラスのマーケットもそれなりに広がってきた。スタイラスの先端の素材も、ラバー製のモノ、繊維製のモノなどが代表的だ。繊維素材の応用例が毎年冬のシーズンになると流行るスマホ手袋だ。
今回、本日の一品でご紹介するスタイラス「TOUCH Pen Cap」は、スマホ手袋の指1本分を切りとって、ペンキャップのように加工したものだ。スマホ手袋と同様、布地のなかには電気を通す“導電糸”が縫い込まれている。スタイラスとして使用するときは、指先でこの布地に触れて筆記することが必要だ。
中性洗剤を使えば洗濯も可能だが、あまりにも長く使用すると“導電糸”が磨り減ったり切れたりすることが多くなり、筆記感度が落ちてくる。その頃が寿命になる商品だ。布地の伸縮率はそれほど大きくないので、ごく普通の鉛筆やBICボールペン程度がキャップを被せる対象だと考えた方が良いだろう。
普段使いの愛用ボールペンに使えるのがTOUCH Pen Capの良いところだが、軸の太い高級ボールペンには無理がありそうだ。また尖った先端にTOUCH Pen Capを被せても、液晶との接地面積が小さくなり、かえって感度は悪くなるので、BICボールペンなら後ろのやや丸い辺りに被せて、文字を書く場合はごく普通のボールペンとして使用し、スタイラスとして使用する場合は、反対側を利用するというのが一番おすすめだ。
実際の操作感は、ラバー製と比較して筆圧もそれほど必要なく、筆記もきわめてスムースだ。筆者の使用している、iPhone5、Galaxy S4、ASUS Fonepadのいずれでもほぼ同じ筆記感覚で使用できた。TOUCH Pen Cap本体にはフックがついているので、筆記時の妨げにならない程度のチャームを取り付けたり、紛失防止として愛用のペンに紐付けすることもできる。
TOUCH Pen Capはワンコインでお釣りがくる低価格なので、一個だけではなく、複数個購入して、自分の出向くいろいろな場所に置いておいたり、お気に入りの全てのペンに取り付けておく様な使い方も可能だろう。
製品名 | 販売場所 | 価格 |
---|---|---|
TOUCH Pen Cap | 丸の内KITTE内「ANGERS」 | 483円 |