ご飯のカロリーがひとめでわかる「DHCダイエットお茶碗」


DHCダイエットお茶碗

 筆者は相変わらずダイエット中である。そんな最中、一緒に食事をしていた知人が一言。「あなたのご飯、多くない?」「ええっ! これ軽いと思うんだけど……」「そうかなぁ……」そんなことを言われたら、調べずにはいられないじゃないか。そこで購入したのが、以前から気になっていた「DHCダイエットお茶碗」なのだ。

 通常、ご飯のカロリーを知ろうと思ったら、重さを量って算出しなくてはならない。が、毎回そのようなことはしていられない。そこで「DHCダイエットお茶碗」の出番。一見普通のお茶碗だが、中に線が3本引いてあり、下から160kcal、250kcal、330kcalと書かれている。ご飯をよそったあと、軽く表面をならして平らにしたとき、この線のどのあたりにあるかで、おおよそのカロリーが分かるというアイテムなのだ。もちろん、上からぐいぐい押しつけてはいけない。そんなことをして見かけ上カロリーを低くしたところで、何の得もないのだ。

 さっそく、いつものお茶碗によそったあとに、「DHCダイエットお茶碗」に移してみた。すると250kcal付近を指した。むむ! 180kcalくらいのつもりでいたのに! まさかと思って、“軽く一膳分”という気持ちで冷凍していたご飯を解凍していれてみた。すると、やはり250kcalであった。この250kcal分のご飯を知人に「多い」と言われたわけである。

 あれこれ検索してみると、軽く1膳=100g(168kcal)、普通に1膳=150g(252kcal)とするものや、女性用の茶碗は110g(185kcal)、男性用茶碗は150g(252kcal)というものも見られた。明確な定義があるわけではなさそうだが、自分が食べていたのは、どうも男性の1膳分らしい、ということは分かってきた。

 そういえば昔、実家に帰った際に、出されたご飯があまりにも少ないと感じ「おかーさん! あたしのご飯、なんでこんなに少ないの? 虐待?(笑)」と聞いたことがあった。母は呆れ顔をしながら「なら、おかーさんの分をあげるわよ!」と言ったのだが……今思えば、あの量が世間の女性の標準だったのかもしれない。白米のレトルトパックを、普通よりちょっと多い程度だと思って食べていた自分は、長年の一人暮らしがたたって、ずれてしまったのだろう。ちなみにレトルトパックのご飯は200gである。華奢な女性なら、2膳分に相当するわけだ。なんてことだ。

 検査などで脂肪の代謝に問題ありと判定されている筆者にとって、「ダイエット=白米の量の問題」ではないのだが、180kcalくらいだろうと思って食べていたものが、実は250kcalだったというのは、見過ごせない問題だ。他にも、軽くしてるつもりで、まるでなってないものが多そうな気がしてきた。「私そんなに食べてないのにどうして痩せないの~?」といいながら、実はもりもり食べていたようなものである。恥ずかしい! そんなことを気づかせてくれた「DHCダイエットお茶碗」であった。これからダイエットを目指す方は、食べている量の把握から始めてみるといいかもしれない。

横からみると普通のお茶碗上から見ると3本の線が入っているのが分かる
カロリーが書いてある中はディンプル加工でご飯がこびりつきにくい
右がこれまで使用していたお茶碗。左がDHCダイエットお茶碗裏にはDHCの文字が
ご飯を移し変えてみたら約250kcalだった少量のつもりでストックしていたご飯を入れてみる
少量のつもりが、男性の1膳分だったらしいこれからは一番下のラインで満足できるようにしたい

 

製品名製造元購入価格
DHCダイエットお茶碗DHC820円

 

 

(すずまり)

2012/4/11 06:00