省電力&フィットネスの夏に! 「おかしなカキ氷 ガリガリ君」


夏の名物「ガリガリ」の専用粉砕器「おかしなカキ氷 ガリガリ君」

 企業も個人宅でも省電力、省エネルギーに取り組む今夏の日本列島。しかし、省エネへの覚悟を試すかのように早々に梅雨が明け、どうやら今年も猛暑を覚悟しておいた方が良さそうだ。夏の暑い日、エアコンでキンキンに冷やした部屋で、ゆったりソファに腰を下ろしてビールでも飲みながらDVD鑑賞――というのが夏の定番の過ごし方だろうが、今年は、そんな最低限の夏の楽しみも許されない非常事態となっている。

 だが、何事も気の持ちようだ。暑い夏ならではの有意義かつ楽しい過ごし方もあるだろう。エアコンを使わないからこそ、安いアイスキャンデー1本で何倍も楽しむ方法がある。

 夏になると、コンビニの冷蔵庫でかなりの容積を占領する、冷菓の横綱が「ガリガリ君」だ。いまや数種類の味がラインナップされるガリガリ君だが、定番は筆者も大好きなソーダ味だろう。タカラトミーアーツから発売されている「おかしなカキ氷 ガリガリ君」は、ふだんはかじって楽しむガリガリ君アイスキャンデーを、カキ氷にするためのアイディア商品だ。

 一般的に知られる「カキ氷機」は、大小の氷の塊を鋭利な刃で薄くシェーブするユニークなハードウエアだ。一方、本日の一品である「おかしなカキ氷 ガリガリ君」は、シェーブではなく力に任せてガリガリ君アイスキャンデーをカキ氷もどきにする「手動粉砕器」だろう。

 詳細な説明書通りにガリガリ君1本を粉砕器に押し込み、両手を使ってグリグリと捻る往復運動で粉砕する。普段は使わない筋肉を使うので、毎日1回カキ氷を作れば、運動不足の人にも効果的だろう。対象年齢は15歳以上になっているが、それも当然だ。

 シニアな方か、筋トレマニアならご存じだろう運動器具「ブルワーカー」と似た効果が期待できそうだ。だが、やっと汗の引いた風呂上がりには「おかしなカキ氷 ガリガリ君」で遊ぶのは止めた方が良い。もう一度シャワーを浴びるハメになる。この夏、体力の余っている人のための贅沢な玩具だ。

パーツは、粉砕刃(手前の白いもの)を含めシンプルな構造のモノが全部で6個握り手をキャンデーの木のバーを挟むように押し込む。利き腕で押し込みながら右左にグリグリ回す。結構体力が要る。バッティングと同じく腰の入れ方が肝だ
パーツを組み立てて、材料になる「ガリガリ君」を用意する。ガリガリ君を粉砕器に押し込むフワフワとは行かないが、いつもと違うガリガリ君ではある(※感想には個人差があります。(*^。^*))

商品名実売価格購入場所
おかしなカキ氷 ガリガリ君997円上野駅前「ヤマシロヤ」

 

(ゼロ・ハリ)

2011/7/22 06:00