パッケージで注目、「スマートアップル」とは


スマートアップル

 ある日、編集部近くのコンビニを訪れたら、お菓子コーナーに目がとまった。何かどこかで見たような……。スクウェアなパッケージ、整然と並ぶアイコン、これはもうどう見てもアレだ、アレに違いない。というわけで、今回紹介するのは、チロルチョコの新製品「スマートアップル」だ。

 本誌読者であれば、ほぼ全員注目するであろうパッケージは、下にボタンらしきマーク、背面にカメラらしきイラストとリンゴマークが添えられている。その上、チロルチョコのサイトには「スマートフォン型のチロルを企画。トレンドとチロルの歴代アップルを融合させた一品」と案内されており、どこからどう見ても、米国西海岸クパチーノで生み出されるアレを彷彿とさせる。

 中にはアップルパイ、みつりんご、青リンゴ、アップルヌガーと、リンゴ系のテイストでまとめられた4種類のチロルチョコが計8個入っている。いずれも従来型チロル。外観は、フラットかつ縦長にスクウェアな形状で、持ちやすい横幅に仕上げられている。1パッケージあたりのエネルギーは274kcal、タンパク質は1.6g、脂質14.8g、炭水化物33.6g、ナトリウム32mgで、勤務中のおやつの時間にも適しているだろう。なお、28度以下で保管するよう注意書きが添えられている。

 一度開封すると、パッケージは破られるため、再利用は難しいと思われる。ただし慎重に開封すれば、他のチロルチョコを利用したアイコンのカスタマイズも可能と言えなくはないと見られる。

 ボディカラーは黒のみ。ホワイトなど他のカラーバリエーションについては、登場するかどうかは不明だ。一方、ドロイド君をテーマにしたパッケージなどについても本誌編集部の一部から期待する声が寄せられている。

 ここ数年、6月~7月はあのスマートフォンの新バージョンが登場する季節。今年はどうなるか全くわからないが、当該シーズンを迎えると多忙を極める編集部では、当面の間、「スマートアップル」でお茶を一服、ほっと一息つく方針だ。

背面手に取ったところ側面
上から見たところ。編集部にあったスマートフォンが写りこんでいる底面。編集部にあったスマートフォンがなぜか写りこんでいる開封したところ。関口のイチオシは、サクサクした食感のアップルパイだ

 

製品名製造元購入価格
スマートアップルチロルチョコ株式会社95円

 

(関口 聖)

2011/5/27 06:00