パナソニック発、デジタルフォトフレームとミニコンポの2in1
音楽を流しつつ時計とカレンダーを表示 |
デジタルフォトフレームが家電量販店やパソコンショップなどでも当たり前のように売られるようになった昨今、デジタルフォトフレームが家にあってもいいかも、と思う読者はいるのではないだろうか。「ないだろうか」とか書いたが、筆者がまさにそのクチ。フォトフレームは欲しいが、普通のモノは買いたくない。そんな筆者のニーズを満たしたのがパナソニックのマルチメディアオーディオシステム「MW-10」だ。さまざまな機能がコンパクトにまとまっている製品だが、量販店のアウトレット店舗でかなり安く売っていたから買った、というのも理由だ。
デジタルフォトフレームの話題なのに「オーディオシステム」。同社の製品紹介ページでは製品ジャンルが「ミニコンポ」である。イマドキのオーディオシステムらしくiPodを接続でき、動画の再生も可能。SDカード内に入れた音楽ファイルの再生や、CDの再生ができ、AM/FMラジオも聴ける製品である。オーディオシステムでありミニコンポというだけあり、小さいながらもいい音を出す。
それでいて本体正面には、デジタルフォトフレームではよく見かけるサイズの高画質(38万ピクセル)9インチディスプレイがあり、SDカードやCD内の画像ファイルの表示が可能だ。デジタルフォトフレームには、写真を連続再生する機能や、時計機能といった最近では当たり前の機能もMW-10は備えている。スクリーンセーバーのようなものを表示しつつ、オーディオが再生できる一品なのである。USBポートを装備しており、パソコンと接続すればリムーバブルディスクとして認識され、パソコンとファイルのやりとりもできる。
オーディオシステムながら、再生ボタンが正面に並ぶ「ミニコンポ」のようなデザインではなく、背面や上面にボタンが並ぶのはデジタルフォトフレームっぽさを感じる。iPodやCD、SDカードを操作するときは、正面にボタンは無いので、リモコンで操作するのが便利ということになる。この点は評価が分かるところかもしれない。
液晶部分をあけるとCDが入れられるギミック | 本体裏のボタンよりリモコンのほうができることが多い |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
MW-10 | パナソニック | 1万2800円 |
2010/9/17 06:00