どこでも使える不思議三脚「ゴリラポッド」

球体関節風で自由に変形可能な三脚「ゴリラポッド」

　先日電器店のカメラコーナーで不思議な三脚に出会った。球体関節がいくつもつながっている奇妙なデザインで、名は「ゴリラポッド」。割と大きめなものからカラフルな小型のものまでラインナップも豊富なようだ。少し気になったので小型のものを購入してみた。

　「ゴリラポッド」は三脚の脚部分が複数の球体で構成されている。通常の三脚と異なり自由な形に曲げられるため、木やフェンスなどに巻きつけたり、凹凸のある場所に設置できるのがウリだ。サイズは150×30×30mm（高さ×幅×奥行）、重量45gと、コンパクトで携帯に便利。カラーは全7色で、黒をベースしたボディがポップな色調のラインで飾られている。

　今回購入したものはオリジナルサイズで、最大350gまでのカメラに対応。上位機種には一眼レフ対応のものから最大5kgまで搭載できる頑強なものまで幅広く用意されている。

　実際に不安定と思われる場所でタイマー撮影をしてみたのだが、ソファーの上に設置しても問題なく撮影できたのは好印象だった。ちょっとした集まりなど、記念撮影をするとき、都合のいいカメラ設置ポイントが見つからなくても、これがあれば大抵の場所に対応できてしまうだろう。

　またこのサイズの三脚にはめずらしく、クイックシュー内蔵の雲台となっているため、巻きつけなどの設置もストレスなくできるのがうれしい。旅行やアウトドアでの活躍がかなり期待できる、実用性あふれる一品だ。

カーテンレールに巻きつけて。コンパクトデジカメならばこういった使用方法も	革製のソファーに設置。バランスさえ取れればしっかり安定してくれる

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