コンパクトな光学ディスク専用プリンター「CW-E60」


かなりコンパクトなボディ

 DVDレコーダー、Blu-rayレコーダー、書き換え型ドライブ内蔵パソコンなどの普及で、家の中に書き込んだDVDやBlu-rayメディアをため込んでいる人も多いのではないだろうか。そういったレコーダーユーザーの多くが経験する、日に日にたまる書き出したCDやDVDなど光学メディアの山に対して、油性ペンの手書きメモでなんとかしのいではいないだろうか。

 今回紹介するのは、カシオ計算機のコンパクトなディスクタイトルプリンター「CW-E60」だ。カシオはディスクタイトルプリンターを数機種リリースしているが、その中でもこのCW-E60は最も安く、最もコンパクトで、一番手軽なモデルといえる。

 光学メディア限定というプリンターながら、幅154mm×奥行126mm×高さ68mmと弁当箱程度の大きさ。印刷方式は熱転写方式で、専用のインクリボンを利用して印字する。印刷密度は200dpi。パッケージには黒色のインクリボン1つが同梱されており、パッケージを開けてすぐに利用できる。パソコンと接続し、プリントのデザインや操作はパソコンで行う。

字だけを印刷するなら操作は簡単

 本体の横から印刷したいメディアを挿入すると、ディスクが回転せず。横に移動しながら印刷されていく。パソコン向け専用ソフトでのデザイン・操作は、説明書を読まなくても一通りの操作が行えるほど簡単。一方、モノクロ印刷なので、画像をプリントする場合は、きれいに見えるよう専用ソフト上で試行錯誤する必要があり、ちょっと時間がかかるかもしれない。

 シンプルな性能ではあるが、自分の手書きの字で書いた光学メディアからおさらばできる一品。邪魔にならないサイズなので、手書きのメディアが気になっていた人にはおすすめだ。

絵を印刷となるとそれなりに難しい設定画面である程度の範囲を設定できる

 

製品名製造元購入価格購入場所
ディスクタイトルプリンター「CW-E60」カシオ計算機6980円ビックカメラ

 

 

(山谷 剛史)

2009/6/24 10:52