スマホアプリもある語学学習用の付箋「FlashSticks」がおもしろい

　イギリスのベンチャー企業が作った、外国語学習用という付箋「FlashSticks（フラッシュスティックス）」がある。

　現在発売されているのは、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語をそれぞれ学べるというもの。初級、中級、上級と3種類のパッケージがあり、他にはイギリス手話が一種類発売されている。それぞれに100種類のワードの付箋が入っている。

英語版は動詞はピンク、形容詞は青、名詞は緑というように、付箋の色が違う

　話によると、開発者がスペイン語を学んだ際、男子名詞、女性名詞に苦戦し、付箋に色を分けて書き込んで覚えたことが、この商品のはじまりだそうだ。そのため、女性、男性名詞がある言語のもので性別によってカードが色分けされており、直感的に覚えることができそう。

　付箋なので、単語と関わりのある場所に貼ることもできるし、目の付く場所にひたすら貼っていき、覚えたものから剥がすなど、使い方はさまざまだ。

　英語の「初級」ぐらいは理解しているのではないかという思いから、今回は「中級」を購入してみた。確かに名詞で知ってるものは多かったが、動詞、とくに形容詞は知らないものが多かった。ちなみに正直なところ筆者の学生時代の英語の成績はとても悪く、英語のレベルは低いと思っていただいて問題ない。

引き出しに「drawer」を貼った。嫌でも目に入るのですぐ覚えそう

　最大のウリは公式アプリをカードにかざすと、その単語を発音してくれること。気になったらすぐ発音してもらえるので、読み方をうやむやにせずに、すぐ学べる。

購入した英語版は、お姉さんが発音してくれる

　それぞれのカードには、学習する人に向けて、訳語が書いてある。それも日本語だけではなく、他の11カ国の言語での訳語もあって、なんとなくそうした言葉を覚えられるのもおもしろい。春から外国語を気軽にはじめてみようかなと思った人におすすめのアイテムだ。

中国語、ロシア語あたりはわかるが、筆者にとってどこの言葉かわからない言語も