てっぱんアプリ!

Gmailのラベル作成とフィルタ設定をアプリで行うには?

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Inbox
開発者: Google Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android 4.1 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android

 Gmailのラベルを使ったフィルタリング機能は、日々受け取る大量のメールを効率良くさばくのに便利で、仕事でGmailを使うならもはや不可欠と言える。なのに、なぜかGmailアプリでは新規に作成できず、PCのWebブラウザーからしか作成できない。ところが、同じくGmail開発チームが作ったメールアプリ「Inbox」なら、ラベルの作成が可能なのだ。

メールをカテゴリでわかりやすく自動分類する「Inbox」

Gmailユーザーならすぐに使い始められる

 「Inbox」は、Gmailにもあるメールの自動カテゴリ分類機能を強化し、自分にとって重要なメールをすばやく見つけられるようにしたメールアプリ。Gmailアカウント専用アプリということもあって、Gmailのユーザーならほとんど初期設定の手間なくすぐに使い始められるのも特徴だ。

 そんなInboxには、ユーザーが新たなカテゴリを追加できる機能がある。実は、このユーザー定義のカテゴリがGmailにおけるラベルと同じ扱いになっているのだ。そのため、Inbox上でカテゴリを作成すると、そのままGmailにラベルとして反映されるというわけ。

「トラベル」のカテゴリ内は、特に見やすくなるようカスタマイズされている

カテゴリ(ラベル)の新規追加とフィルタ設定が可能

 作成の手順は、画面左端から右方向にフリックすることで表示されるナビゲーションドロワーの「新規作成...」をタップして、名前を入力するだけ。受信メールの送信元、送信先、件名、本文に含まれる(含まれない)キーワードを指定して、該当するメールの受信時に自動でそのラベルを付加するフィルタリングの設定も行える。

 Gmailアプリに戻って確認してみると、Inboxで作成したカテゴリがラベルとして追加されていることがわかるはずだ。その後は、Gmail上でラベルごとのメール同期設定や通知設定が可能。ラベルを削除したい時は、やはりGmailアプリではできないので再びInboxで削除操作することになるが、これで電車移動などの空いた時間にもメールの整理がはかどりそうだ。

Inboxのナビゲーションドロワーで「新規作成...」をタップ
カテゴリ(ラベル)名前を入力すればあっさり作成できる
「追加」のところでは、このカテゴリ(ラベル)に分類するメールの条件を複数指定できる。送信元、送信先、件名、本文内キーワードなどを指定可能だ
カテゴリが追加された
Gmailにもラベルが追加されていることがわかる
もちろんGmail上でラベルごとの同期・通知設定が行える