てっぱんアプリ!
プログラミングの基礎をゲーム感覚で、おいしく学べる「グリコード」
2016年8月26日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: GLICODE(グリコード)
開発者: 江崎グリコ株式会社
価格: 無料
対応OS: Android 5.0 以上
カテゴリ: 教育
ダウンロード: Android
2020年から小学校でプログラミング授業の導入が検討されている昨今、子供から大人まで誰でも使えるビジュアルプログラミングに注目が集まりつつある。そのなかの1つ、「グリコード」は、お菓子メーカーの江崎グリコが提供するアプリということもあり、ちょっと“おいしく”仕上がっている変わりダネだ。
お菓子をテーブルに並べてキャラを動かそう
「グリコード」は、プログラミングの基礎的な概念を、グリコのお菓子を使って学べるゲームアプリ。グリコのお菓子「ビスコ」「ポッキーチョコレート」「アーモンドピーク」のどれか、もしくは3種類全てを使って、画面の中のキャラクターを一定のルールのもと動かし、ステージをクリアしていくのが目的だ。
まずはお菓子を1種類でもいいのでお店で購入してからアプリをスタート。3次元のステージに配置されている“ハグハグ”というキャラクターを動かし、同じくステージ内にいる女の子までたどり着くことができればステージクリアとなる。このハグハグを動かすには、ルールに従ってお菓子をテーブルに置き、カメラ撮影する必要がある。
ポッキーで移動、ビスコでジャンプ、アーモンドピークで巨大化
例えば、1本のポッキーを、チョコレートがコーティングされている方を右向きにして置くと、ハグハグを右方向に1歩進ませることを表す。ビスコを縦向きに置くと段差のあるところを登ることができ、横向きに置くと1マスをジャンプして飛び越えることができる。また、アーモンドピークを横向きに置くとハグハグが小さくなり、縦向きに置くとハグハグが巨大化する。
さらに、ポッキーを斜めに2本置くと、その横に置いたお菓子が表す指示を2回繰り返す、いわゆる“ループ”を作ることが可能。このようにお菓子の配置のさせ方によってハグハグを意のままに操ることができ、それと同時に命令の作り方、ループや条件分岐、ランダムといったプログラミングの基本要素についても学ぶことができるというわけ。
涼しい部屋で、可能な限り早くクリアしたい
前半のステージは1種類のお菓子を、後半のステージでは3種類のお菓子を駆使してクリアを目指すことになる。起伏や川、岩や樹木、土管などの障害物を上手に回避、もしくは通り抜けて女の子までたどりつこう。ルールを把握できればそれほど難しくはないが、端末のカメラを使ってお菓子の配置を読み取る際には、できるだけ置き場所を広くとり、白い紙などの上にお菓子を置いて認識しやすくするのがおすすめ。
ゲームをクリアした後はお菓子を食べて“2度おいしい”アプリ。ただし、プレーしている場所が暖かいとチョコレートが溶けやすく、お菓子を置き直しているうちに手も汚れてしまうので、できるだけ涼しい部屋で、サクッとクリアしたいところだ。