スタパ齋藤の「スタパブログ」

 2015年4月中旬発売予定(既に発売中)の、ちょっとオモシロげなルアーを買ってみました。Berkley(バークレイ)の「POWER POP 70 (パワーポップ70)」です。1個700円弱でした。

 これはバス釣り向けの水に浮くルアーで、ポッパールアーとフロッグルアーの両機能を備えています。やや強く引くと前方に水を弾き、ゆっくり動かしたり止めたりすると後方のラバーレッグがカエルの足のような動きをします。内部には「カラカラ」と小さな音を出すラトルが入っています。素材は「U.L.D.T.マテリアル」だそうです。

 また、付属のオフセットフック(サイズ5/0)をセットすると、フックの先が本体上部に隠れます。ので、フロッグルアーのように、水草などに引っ掛かりにくいもよう。藻に覆われた水域(カバー)や、水面に枝などが垂れ込めた場所(オーバーハング)などの攻略にも向きそうです。

 などと平静を装って書いておりますが、このルアーを知ったときは「うっあ~コレ釣れそう~しかも使いやすそう!!」みたいな気分に。速攻で買ってその勢いで相模湖に釣りをしに出掛けました。

 で、このルアーを使ってみて印象ですが、そこそこ質量がある(自重約13g)ので投げやすいですな。良く飛びます。また、カバーやオーバーハングにもガスガス投入できます。そして根掛かりしにくいです。あと、案外耐久性があります。「1日でボロボロになっちゃうかな?」と思いましたが、そんなにヤワでもありませんでした。

 肝心の釣果ですが、今回は残念ながら……。水面のルアーに魚が飛びつくという状況ではなかったもよう。水に沈むルアーを使ってみたら、キレイな魚体を拝むことができました。近々また上記ルアーでのリベンジを試みたいと思います。

Berkleyの「POWER POP 70」。胴体の部分が約7cm、尻尾の部分が約8cmで、5/0サイズ(けっこーデカめ)のオフセットフックが付属しています。カラーは6色。
素材は水を吸収せずよく浮きます。オフセットフックをセットすると、フックの重みで写真のような姿勢を保ちます。ラバーレッグの動きもイイ感じです。
フックの取り付け方。最後にフックのアイをルアー前方へと出しますので、ラインをフックに結ぶのは最後になります。ルアー本体はわりと柔らかい感じ。
そして相模湖に。20年くらい前と比べると、今の相模湖はかなりキレイになったと思います。魚も元気な感じ。ボート釣りがメインの釣り場と言えましょう。
今日は釣れないニャ~とか思っていたら、太陽の周囲に丸い虹が。暈(かさ)とかハロとか呼ばれるそうです。太陽の周りの虹は日暈(ひがさ)と言うそうです。
うかちゃんは相模湖で釣れたお魚のニオイを嗅ぎたいニャ。ぼくも嗅ぎたいけどその前に猫缶とササミとドリーミーズをニャめたい。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。