買わずにいられないKORG iMS-20

2010年11月22日 06:00

 KORGからiPad用アプリの「KORG iMS-20 ANALOG SYNTHESIZER」が発売された。2011年1月31日までは1800円、それ以降は3800円。つーかコレ、拙者的には買わざるを得ないアプリ!!

 ニンテンドーDS用の音楽ソフトことDS-10(やDS-10 PLUS)を知っている人なら「アレのiPad版っぽいモノ!?」とピンと来るであろーアプリ。

 古のコルグ謹製アナログシンセサイザーことMS-20をiPad上に再現したものであり、かつ、シーケンサー(SQ-10)やMS-20音源のドラムマシン、さらにKAOSS PAD(カオスパッド)まで加えつつ現代な感じのDTMパッケージにした製品、と言うと複雑だが、アナログシンセサウンドを存分に楽しめる音楽制作ソフトですな。

 も~こういうの触るとビンテージシンセはとりあえず一通りiPad上でシミュレート&再現して欲しいと思ったりする。コルグはこういう自社のビンテージシンセを自社でソフトウェア化して再生&提供しているところが偉大ですな。

 つーかヤマハもヤレっつーの。もちろんローランドもだっつーの。などと思ってしまう。日本にはたーくさん「名機と呼ばれる電子楽器がある」のに……。

KORG iMS-20 ANALOG SYNTHESIZERの起動画面。iPad用の音楽制作アプリなのだKORG MS-20というアナログシンセサイザーをシミュレートしつつ音を出す画面をスクロールさせると上部からSQ-10と思われるシーケンサが現れる
6パート(16ステップ)のアナログ的なドラムマシンも使える。渋いですのう音の連なりをパターンとして登録でき、それをつなげてソングとして音楽を作れるミキサーも装備している。ここを見ると音源がいくつあるのか直感的にわかりますな
iMS-20は写真のKORG MS-20というアナログシンセサイザーが元になっているこちらはKORG iELECTRIBE for iPad。これも楽しい音楽アプリなりコニュグってニャにかしら? シンセらしい。猫の声も出るアレね。アレだね。ニャ。ニャ。的な