みんなのケータイ
真夏の直射日光下で街をぐるぐる巡るゲームをやってみたら
【Galaxy S6 edge SC-04G】
関口聖
(2015/8/12 06:00)
都心では1週間連続の猛暑日を記録し、強烈な日射しに辟易する毎日。街のなかにあるアートや歴史的な遺物、あるいはお地蔵さんを巡りまくって、その前で一筆書きしまくるゲームを楽しむ私にとって、熱中症だけではなく、直射日光によるスマホへの加熱もまた、とても気になるところだ。
春まで使っていた「GALAXY S5 Active」であれば、そのあたり、何の心配もいらなかったが、はたして「Galaxy S6 edge SC-04G」はどうなのか。側面にメタル素材を用い、前面と背面はガラスで覆われたこのボディは、日本の真夏のお日さまにどう対抗するのか……と使い込んでみたら、これがかなりキビキビ動く。
機種やメーカーによっては、直射日光で熱せられると、CPUが発熱した場合への対策のためか、CPUクロックを下げてディスプレイの輝度もあわせて落とす、つまりひたすら静かにして難を逃れようとするものがある。これはこれでなるほど、と思うが、実際のところ使い勝手としてはちょっと厳しい。街中を歩き回って立ち止まってゲームしたい私にとっては、遅々としてプレイが進まなくなってしまいかねない。
自宅から駅まで10分程度歩くだけでも、そんな状況になってしまうのが、日本の夏――なのだが、「Galaxy S6 edge」を同じような環境で使ってみると、動作の反応にそんな影響を感じられない。直射日光を浴びたことで、「Galaxy S6 edge」本体は熱く感じるのだが、動作に影響はないのだ。さくさくプレイして、さくさくとゲーム中で爆弾を連打できる。ゲームだけではなく、カメラの起動なども含めて普通に使える。このあたり、夏が来るまでは、どうなるかまったくわからなかっただけに嬉しい。
ちなみに、ときおり、ディスプレイの輝度が自動調節なのに暗くなってしまい、とても見えづらくなる場面がある。また防水には対応していないので、この季節、屋外にいると天気が急変しないか、以前よりも敏感になった、という部分もあるが、この動作のキビキビ加減はお気に入りだ。