みんなのケータイ
半年間「Sleep Cycle」を使ってみたら……よかった!
【iPhone 5】
すずまり
(2013/4/25 06:00)
スマートフォンがメインになってからだいぶ経ちます。すると、当然定番アプリもできてきますね。半年ほど前から、iPhoneアプリの「Sleep Cycle」(85円)を使っていますので、その感想をば。
「Sleep Cycle」は目覚ましアプリなんですが、通常の目覚ましと違うのは、眠りの浅いタイミングを狙って起こしてくれる点。しかも、睡眠サイクルをグラフ化し、睡眠の状態を可視化して教えてくれるのです。ものは試しと始めてみたら、その出来の良さにハマりまして、欠かさず使うようになりました。
使い方はシンプルです。アプリを起動して起床時間をセット。開始ボタンをタップしたら、画面を伏せた状態で、枕のそばのおきます。すると、iPhoneの高感度加速度センサーを使って、寝返りなどの振動をもとに眠りの深さを判定し、セットした時間付近で、眠りの浅いタイミングを見計らって指定したアラームを鳴らしてくれるというわけです。
この目覚まし機能がバッチリ。けたたましい目覚まし時計の音で起こされるより、はるかに気持ちよく目が開きます。刺激的な音は避けるようにしてるんですが、眠りが浅くなってるせいか、割と鳴り始めで気づくことは多いです。最近では、鳴る少し前に目が覚めることも増えてきて、まだ鳴ってないね? と思ってしばらくすると、鳴るなんてことも。ちゃんと浅睡眠を押さえているな、と感心する次第。設定で「アラームサイクル」をオフにすれば指定時刻に鳴らせますが、せっかくなので、いいタイミングで起こしてもらったほうがいいですね。
しかも、目覚めたときに、すでにそのときの眠りの状態がグラフ化されてるというのは感動もの。あくまでも加速度センサーによる動きだけで、中心部の脳波、眼球運動、筋電図をとっているわけではないのですが、これがなかなか見応えがあると感じております。この原稿の執筆前の晩は、早くふとんに入ったにも関わらず眠れなくて、結局小一時間はうだうだ。諦めて眠くなるまで本を読んでいたんですが、地震の揺れを感じたあたりまでは覚えているので、おそらく寝たのは23時半前ごろでしょうか。そのうだうだをしっかりとらえてます!(たまに、動きを検知できなかったと言われる日もあるのですが)
データは、測定した全期間、3カ月、10日間と、絞り込んで見られるんですが、これまた興味深い。特に最近は早寝を怠っていることが一目瞭然(苦笑)。入床時刻と起床時刻も1カ月単位で棒グラフ化してくれると、睡眠習慣が分かりやすくなってありがたいなー。
このほかにも、なかなか寝付けないとき用に、睡眠導入BGMが用意されていたり、睡眠メモが記録できたりと気が利いています。就寝中は充電しながらというのが難点ではありますが、かなりお勧めだと思いました。
ただ、いくら「Sleep Cycle」がやんわり起こしてくれても、寝る時間が遅すぎれば、スッキリできないんですけどね……。夜更かしができなくなってきており、早朝まで頑張ると、翌日丸々無駄にしてしまうので、特に多忙な時は、とりあえず22時ごろには寝て、早朝から動き始めるようにしています。本当は、日々それでよさそうだなと思うのですが、睡眠習慣の改善は、なかなか難しいです。ハイ……。