みんなのケータイ
締切厳守! 通知機能が頼もしい「Google Keep」
2017年3月30日 06:00
フリーでライターをしていると、原稿の締め切りを守ることだけでなく、請求書を発行したり、企画書を書いたり、次の連載はどんな内容にしようかなといった構想だったりと、雑務が山積みになりがちだ。別にライターに限らず、仕事をしていれば、日々、雑用に追われるというのは珍しいことではないだろう。
その昔、会社員だった頃は、必要なことは付箋紙に書いて、オフィスのパソコンモニターにぺたりと貼り付けて忘れないようにしていた。しかし、今ではノートパソコンがメインとなり、昼間は出かけていることが多いので、付箋紙で管理するというわけにもいかない。結局のところ、スマホのメモアプリで管理していくというのが一番、便利で、大切なことを忘れなかったりするものだ。
ここ最近、気に入って使っているメモアプリがグーグルの「Google Keep」だ。
グーグル提供ということもあり、Androidだけでなく、iOSやPCブラウザ上で、同じアカウントに紐付ける形で利用できる。自分のようにスマホを2台持ち以上で使っている場合は、どのデバイスで開いても同じメモを管理できるのでありがたい。単にテキストで書き込むだけでなく、音声メモや写真も添付できるようになっている。
また、ピン止めできるので、たとえば、常に目立つ位置に表示しておきたいものを上部に表示させておくといったことも可能だ。自分の場合、締め切りを守るのが最優先なので(とはいえ、各編集部にはご迷惑をおかけてしているが)、締め切りは最上位に表示するようにしている。
特に便利なのが、通知機能だ。メモによって、たとえば、毎週、決まった時間に通知させたり、「この住所に行ったら通知する」といったことができるようになっている。
筆者の場合、毎週の連載に対しては、締め切りの前日にメモが通知されるように設定している。通知されたタイミングでネタを考えるときもあるし、あらかじめネタをメモしておいた場合は「このネタを採用しようか、考え直そうか」といった判断も、その通知をきっかけに行える。
しかも、その通知はGoogle Keepだけでなく、Googleカレンダーや、グーグルのメールアプリ「Inbox」でも通知されるので、見逃す心配がかなり少なくなくなっているのだ。この通知の横展開は、さまざまなプロダクトを提供しているグーグルならではといえるし、かゆいところに手が届く感じがして、ついついいろんなことがグーグル頼みになってしまうのは仕方のないことといえそうだ。