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ZTE「AXON 7」買いました

【AXON 7】

 2016年11月に掲載の「6インチユーザーの皆さん、息してますか?」という回で、絞り込んだ買い替え候補を紹介していたが、やや決断に時間がかかってしまったものの、ZTE製Androidスマートフォン「AXON 7」を2017年の2月に入って購入した。6インチユーザー、卒業である。2016年末は突如として6インチクラスの選択肢が増え、後ろ髪を引かれる思いだったが、最終的に「AXON 7」の「Daydream Ready」を優先した。

 「AXON 7」は、ヨドバシカメラにて、購入時価格で6万880円(税込、10%ポイント還元)だった。SIMカードは引き続き「OCN モバイル ONE」の音声通話・3GBのプランだ。

「AXON 7」

 まず、今回の買い方は、家電量販店でスマートフォン本体だけを購入した形。MVNOでの利用ということで、スマートフォン向きの補償サービスが気になっていたが、ZTEでは「ZTE安心保証サービス」を月額450円で提供している。

 そして現在、「AXON 7」または「AXON 7 mini」を対象に、購入後30日以内に加入すると、2年間は無料で同サービスを利用できるキャンペーンが展開されている。筆者も購入した当日に申し込んだ。詳細はWebサイトの案内ページに譲るが、正直かなり安心感やお得感があり、これから対象の2機種を購入するユーザーは必ずチェックしておきたいキャンペーンだ。

製品パッケージ。なかなか豪華なサイズで、内容も充実

端末、よいところ雑感

 画面はやはり綺麗だ。発色の具合を3種類から選べるが、最も発色がリッチな「ゴージャス」以外は、どちらかというと液晶パネルに近い、あっさりとしたものになる。もちろん特徴のひとつでもある、闇のように“非常に濃い黒”は有機ELそのものの特徴として備えている。

 指紋認証センサーを背面に備えており、これは「Nexus 6」にはなかった機能なので、非常に便利に使っている。というか、ロック解除で常に利用している。認識速度はかなり早く、指を乗せる角度も関係なし。認識に失敗すると「ヴヴッ」と振動するのですぐに分かり、やり直せる。スタンドを使うと、デスク上で充電中でもセンサーにすぐにタッチできる。はやくも手放せない機能になっている。アプリの起動と連携するのも便利で、頻繁に使う電子書籍アプリを起動したり、とっさの場面でカメラアプリを起動したりしている。

 発売当初は「連絡先」や音楽プレーヤーアプリの名前のソートで不具合があったようだが、筆者が購入した時点ではすでにアップデートで解消されているようだ。

 カメラは2000万画素で、ここまでくるとファイルサイズがデカイとかネガティブな要素も出てくるが、マニュアル撮影モードなども充実し、遊びがいがある。筆者は「Nexus 6」のAndroid標準カメラアプリでも利用できるようになっていた「HDR」をいつもオンにしているのだが、「AXON 7」のHDR処理後の絵は、少し傾向が違うようで、まだクセを掴みきれていない。

 次回は、「AXON 7」に合わせて買い揃えたアイテムと、端末の雑感・ビミョーなところ編をお送りする予定だ。