特別企画

日本よ、「HUAWEI P10 Plus」が来たぞ!

2016年を席巻したあの「Leicaダブルレンズカメラ」搭載スマホ、正統後継機がいよいよ上陸!

2016年最大のインパクトを与えたスマホ、その後継機が登場

2016年、最も話題になったスマートフォンと言っても間違いではない「HUAWEI P9」。Leicaと共同開発したダブルレンズカメラが評判を呼んだ

2016年、もっとも印象に残ったSIMフリースマートフォンが「HUAWEI P9」でした。

初のLeicaレンズ搭載端末だったHUAWEI P9は、レンズそのものの描写力、ダブルレンズによる高精細なディテール表現、ボケ生成、フィルムモードによる絶妙な空気感の演出という4つが相まって、奥行きのある印象的な写真が撮れるという素晴らしい端末です。手にして街に出てみると、些細なものでもいちいち雰囲気よく撮れてしまい、もう一眼カメラ以外で撮るならHUAWEI P9で、それくらいのインパクトでした。

顔という点では、インカメラの「ビューティーモード」も相当インパクトがありました。肌を明るく滑らかに整え、全体の印象を若々しく仕上げてくれます。ビューティーモードでセルフィー(自撮り)するようになると、もうノーマルには戻れません。

背景のボケ具合をコントロールするワイドアパーチャ機能は、ダブルレンズカメラの代名詞のひとつ

「フィルムLeicaっぽい」色合いを実現するフィルムモード。カンタンに雰囲気ある写真になるため、重宝する機能

ソーシャルサイトを中心に実施された写真コンテストも盛況でした

ケータイ Watchが主催する「ケータイ of the Year」のSIMフリー部門でも堂々の大賞を受賞

そして、このたびそんなHUAWEI P9に続く新たなバージョン「HUAWEI P10 Plus」と「HUAWEI P10」がついにリリースされます。

予言しましょう。このスマホカメラを使えば「あなたはもっと写真が撮りたくなるでしょう。もっともっと人が撮りたくなるでしょう。そして、絶対手放せなくなるでしょう」。

指紋センサーがフロントに移動して、画面が広く!

今回ラインアップされるのは、5.5インチの「HUAWEI P10 Plus」と5.1インチの「HUAWEI P10」。ここではP10 Plusを中心に見ていきましょう。

HUAWEI P10 Plus

外観的には、軽さ、持ちやすさ、美しさなど、HUAWEI P9のよさをそのまま引き継ぎながら、背面にあった指紋認証センサーがフロントに移動しているのが大きな変化といえます。

この指紋認証センサーが非常に優秀。指を置いた瞬間、ほぼ同時に真っ暗だった画面が即ロック解除されてすぐ利用可能になるので、まったくストレスがありません。

指を置いた瞬間にロック解除される高速な指紋センサー

また、指紋認証センサーがフロントに移動したおかげで「ナビゲーションキー」として利用できるようになりました(任意設定)。それは「指紋ジェスチャー」と呼ばれており、指紋センサーの中央をタップすると、前の画面に戻る、中央を長押しすると、ホーム画面に戻る、左右にスライドすると、起動中のタスクが表示される、画面の端から上にスワイプすると、Googleアプリが起動するといった操作ができるようになります。

画面上のナビゲーションキーをなくすことで、その分画面が広く使えるようになるというメリットも生まれます。

指紋センサーはナビゲーションキーとしても使用可能。ディスプレイ上のナビゲーションキーを隠して画面を広く使えます

高級感の中に明るさやカジュアルさも盛り込んだデザインに

デザインは非常に高級感がある仕上がりで、背面の凹凸もなく、手に馴染みやすいものになっています。

P10 Plusのカラーバリエーションは全2色

P10 Plusの2色のカラーバリエーションはPANTONE社が監修しており、美しい色合いと、繊細な加工技術による上質な質感が目を引きます。スマートフォンとしては珍しいカラー「グリーナリー」は、落ちついたさわやかな緑に思わず顔がほころびます。

また、「ダズリングゴールド」は、背面が「ハイパーダイヤモンドカット」加工をされたものとなっています。丸みを帯びたエッジの中に、透明感と金属調の輝き、そしてスマートフォンで初というハイパーダイヤモンドカットによる、細かな凹凸のハーモニーがすばらしい。

ダズリングゴールドに施されるハイパーダイヤモンドカット(左)とグリーナリーのサンドブラスト加工(右)

約5.5インチの2K(1440×2560ドット)のディスプレイを搭載しており、幅は約74.2mmとHUAWEI P9よりも大きくなっていますが、厚さは約6.98mとHUAWEI P9とほとんど変わらず、ものすごく大きな端末を持っているという感じはまったくないまま、気持ちよくコンテンツを楽しむことができます。

5.2インチだったHUAWEI P9から5.5インチにサイズアップしたP10 Plusだが、狭額縁で仕上げられているため、グリップ感が良い

P10は5.1インチとHUAWEI P9よりもやや小型に。カラーバリエーションは全4色。ダズリングブルーは背面がハイパーダイヤモンドカットとなる

薄さの中にパワーとスタミナ!

OSはAndroid 7.0 Nougatで、CPUはファーウェイが誇るKirin 960 オクタコア(4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GH A53)を搭載。メモリは4GBで、ストレージは64GBで、最大256GBのmicroSDカードも利用できます。

インターフェイスにはEmotion UI 5.1が採用。とても素直で、アイコンの並びから設定まで、深く考えなくても操作できてしまう自然な使い心地が大きな魅力のシステムです。

たとえば、個人的に気に入っている機能にAPNの設定があります。SIMフリー端末だけに、SIMカードの差し替えを何度か行うことがありますが、スロットにSIMカードをセットするだけで、APNの選択画面が表示されます。すでにプリセットされたMVNOなら1タップで選んで設定が完了。どこを開くかなどまったく考えずに初期設定を済ませられます。

SIMを入れるとすぐにAPN設定画面が表示される。プリセットされるAPNも多く、設定の手間が省ける

加えて、ファーウェイ独自技術の機械学習アルゴリズムと「HUAWEIウルトラメモリ」により、個々のユーザの使い方に合わせてメモリを最適化してくれるので、使うほどに重くなるという心配がありません。使い始めの軽快な動作がいつまでも続くうえに、よく使うアプリを約30%高速に起動してくれるという気の利かせよう。

このように、見えるところはシンプルでわかりやすく、見えないところもしっかりケアしてくれるので、安心して使い続けられます。

P10 Plusのバッテリー容量は3750mAhを搭載し、約2日間は使えます。急速充電の「HUAWEIスーパーチャージ」により、約30分の充電で1日使えるくらいの充電ができます。

充電端子はUSB type-Cとなっており、急速充電に対応します

電源ボタンの赤いラインが特徴的。音量ダウンボタンの2度押しはカメラのクイック起動などに割り当てられるので是非活用したい

新レンズ「SUMMILUX-H F1.8」搭載

というわけで、見た目も性能もバッチリなP10 Plus。ただし、見た目がかっこよくて性能的に最高というのは、もはや珍しいことではありません。

しかしP10シリーズには、ほかのどの端末にもない珍しい特長があります。それが先ほども違いとしてご紹介したカメラ機能です。唯一無二のカメラは、「第2世代Leicaダブルレンズカメラ」に進化しました。

カラーセンサーとモノクロセンサー、2つのイメージセンサー&レンズを組み合わせることで高画質&多彩な機能を実現するファーウェイのダブルレンズカメラ

大きく進化したのはモノクロセンサー。メインカメラとなるLeicaダブルレンズカメラの片方は2000万画素のモノクロセンサー、もう片方は1200万画素のRGBセンサーです。HUAWEI P9ではモノクロセンサーもRGBセンサーと同じ1200万画素でした。モノクロセンサーが高画素化したことで、仕上がりの精細感がさらに上がるほか、精細感を維持したままズームする「ハイブリッドズーム」も使用できるようになりました。

P10 Plusに搭載されるレンズはF1.8のSUMMILUX-Hレンズ。HUAWEI P9に搭載されていた「SUMMARIT-Hレンズ」よりも明るさがアップし、より被写体ブレしにくくなったほか、色調も豊かに(P10は引き続きSUMMARIT-Hを搭載)。

P10 PlusはF値1.8のSUMMILUX-Hレンズを搭載。SUMMARIT-Hよりもさらに明るいレンズとなります

ダブルレンズカメラは、ふたつのセンサーから得たイメージを総合することで、細やかなディテールの描写と広い色階調を再現します。とにかくその表現はみずみずしくしっとりしていて、陰影、グラデーション、微細な輝きなど、被写体の細かい部分もしっかりとらえます。2倍ズームにしても画質がまったく劣化しない「ハイブリッドズーム」がることからも、その精細さが分かるはずです。

精細感を維持したままズームする「ハイブリッドズーム」。高画素のモノクロセンサーとRGBセンサーの合わせ技で実現

レンズには光学手ブレ補正を搭載。また、AFも像面位相差、コントラスト、レーザー、デプスAFの4つによる4-in-1ハイブリッドフォーカスで素早く精確にフォーカスを決められるため、撮影時のストレスはもちろんゼロ。

幻想的なボケ味が生み出せて、撮影後からでもフォーカスや絞り値を変えられる「ワイドアパーチャ」や、Leicaテイストの写真が撮れる「フィルムモード」という強力タッグもHUAWEI P9からそのまま。モノクロイメージセンサーを活かしたモノクロ撮影や、ISO感度やシャッタースピードを手動で設定できるPROモードも引き継がれています。

ワイドアパーチャ

ダブルレンズの視差から被写体の深度情報を取得、計算。擬似的にボケを作り出せるほか、ボケ具合の調整なども調整可能となる

フィルムモード

フィルムLeicaのような風合いを再現するフィルムモード。オンにするだけで手軽に雰囲気ある写真に仕上がる

モノクロ撮影

モノクロイメージセンサーを用いたモノクロ撮影は、HUAWEI P9のときもユーザーのあいだで好評だった機能の1つ

PROモード

シャッタースピードやISOなどを手動で調節できるPROモード

加えて、今回の進化点がいくつかあります。

人間の顔の立体感を解析するというポートレートモード

まず、「ポートレートモード」が追加されたこと。これは人物を写すときに効果的なモードで、ワイドアパーチャ同様に、画面の上にある人物のアイコンをタップするだけで切り替えられます。

「ポートレートモード」は、Leicaのダブルレンズを通して、190ものポイントから顔の形状を立体的に解析し、個々の特長を精確に捉えて芸術的な陰影を造りだせるとされています。実際に撮ってみると、巧みに照明を使ったような、ダイナミックかつ印象的な陰影が生み出され、顔がより立体的に見えるのがわかります。

ポートレートモードの作例

ちなみに、「ワイドアパーチャ」+「ハイブリッドズーム」+「フィルムモード」で人物を撮影しても、かなりいい雰囲気で撮れます。「ワイドアパーチャ」のほうが、あとからフォーカスの位置や絞り値を変えて背景のボケ具合を変えられるため、正直どちらにするか迷うことがあるくらいです。「ポートレートモード」危うし! と思うわけですが、全体の雰囲気を重視するか、人の顔のディテールを表現するかでモードを使い分けるとよさそう。

また、「ポートレートモード」にすると、画面右下に新たに2つのアイコンが表示されることに気づきます。1つはプロのメイクのような肌の質感を実現する「ビューティーレベル」、もう2つはより被写体を際立たせた人物写真を撮れるようになる「芸術的ボケ味」。どちらもニーズに応じてオン/オフできます。もちろん女性なら「ビューティーレベル」をオンにして、男性ならオフにしてワイルドに、といった調整ができるということです。

似たような機能はこれまでのファーウェイのスマホにもありました。「ビューティーレベル」のレベルを上げるほどに肌は明るくなり、シミ、シワ、毛穴を消し去り、輪郭をシェイプして、目もとも強調補正されていました。ゆで卵のような肌になって、10歳若返るのも夢ではなかったのです。

しかし今回の「ビューティーレベル」は、実は非常に控えめです。あからさまな補正に助けられていた身としては、当初非常に不満だったのですが、「ポートレートモード」とセットで使っているうちに、そのコンセプトが分かってきました。今回の「ビューティーレベル」は「時間を戻す」ためではなく、あくまでもポートレートのために、年相応の美しい瞬間を切り取るためのモードなのです。大人のための美肌効果といってもいいかもしれません。これまでの美肌効果に対して、若い人と同じ写り方をしたいわけではないと思っていたなら、今回の美肌効果はあっているはず。

インカメラの画質・機能も大きくアップ

P10 PlusとP10は、インカメラも大きくパワーアップしています。まず、レンズはメインカメラと同じく、Leica共同開発のものになりました。F値も1.9と、F値2.4だったHUAWEI P9から大きく改善。さらに、最新の大型イメージセンサーを搭載しています。取り込める光量は従来比で2倍となり、シングルレンズでもローライトの環境によりいっそう強くなっています。

より明るくなったインカメラ

また、メインカメラと同じように、自分で自分のポートレートを撮影できます。もちろん「ビューティーレベル」と「芸術的ボケ味」もプラスできます。セルフィーはいわば自分で自分のポートレートを撮影していたようなものですから、メインカメラでポートレートが撮れるならインカメラでも、というのは自然な流れでしょう。

インカメラの「芸術的ボケ味」は、メインカメラよりも強めに設定されているようで、オンにすると自分以外の部分がふわっとボケて、かなり幻想的な雰囲気になります。ゴチャゴチャした背景が映り込む場所でもボケてくれるので、上手に使うとハッキリ写したくないものを隠せるというメリットもあります。

インカメラの「ビューティーレベル」もメインカメラと同様ひかえめです。最大のレベル10にしても、メインカメラ同様にちょっとお化粧直しをした程度の補正にとどまり、原型はしっかりとどめています。日本でもようやく幅広い年齢層にセルフィーが認知されてきたところですが、年齢が上がるにつれて、憧れはあっても自分で考えると使うのをためらう、という声も聞かれるのも事実。そんな方にちょうどいい機能かもしれません。

顔認識により、写る人数に応じて画角を自動調整するアダプティブセルフィー機能も搭載

カメラとしてどんどん活用したいSIMフリースマートフォン!

HUAWEI P9では、その写りの美しさに頭をガツンと殴られた筆者ですが、P10 Plusを使って、さらにその性能にほれぼれ。特にカメラ周りの大きな進化には心ときめいています。

以前から考えているのは、“きれいな写真”とは何かということ。目的によっては細部に渡って細かく忠実に撮れることもいいのですが、SNS時代の我々が望んでいるのは、シャッターを押した瞬間、被写体に対する感情や想いと、それを取り巻く雰囲気も込めたような、エモーショナルな写真だと思うのです。今回のLeicaダブルレンズカメラはそれを可能にしました。

そして、この端末を持ったら間違いなく人を撮ってみたくなるでしょう。新機能の「ポートレートモード」で気になる人を美しく撮ると、被写体との心のつながりが深まるかもしれない……? P10 Plusを使うとそんなことまで考えさせられ、改めて写真の楽しさに気付かされました。

まわりを魅了する写真が撮りたい方、たくさんいいねが欲しいという方には、兄弟機の「P10」ともども、間違いなくおすすめできます。

大ヒット端末後継、「HUAWEI P10 lite」も登場

P10/P10 Plusの登場と時を同じくして、大ヒットしたSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」の後継機「P10 lite」も登場!

P10に匹敵する質感と機能でありながら、より買いやすい値段を実現しているP10 lite。Leicaレンズこそ搭載しないものの、前モデル譲りの高コスパで、今年もSIMフリースマホ界の台風の目となりそうです。

新製品イベント&キャンペーンが続々開催!

ファーウェイのスマホやタブレット新製品発売に伴い、各地でイベントの実施が決定。Leicaダブルレンズカメラを体験できるタッチ&トライもあるので、是非、唯一無二のスマホカメラの性能を味わってみよう。

また、「HUAWEI P10 Plus」などが当たるプレゼントキャンペーンも要チェック!

HUAWEI PHOTO STUDIO IN ROPPONGI

期間

2017/6/20(火)~6/26(月)

場所

六本木ヒルズ 大屋根広場

HUAWEI P10 Plus, HUAWEI P10, HUAWEI P10 liteのほか、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH2」やタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10」、「HUAWEI MediaPad T3 10」などの新製品が楽しめる期間限定イベントが六本木ヒルズで開催! タッチ&トライや、P10 Plusのポートレートモードを体験できるコンテンツのほか。初日の6/20(火)にはスペシャルゲスト登壇のオープニングイベントも予定されている。

HUAWEI PHOTO STUDIO IN SHINJUKU/OSAKA/SHINAGAWA

期間/場所

6/21(水)~23(金):東京メトロ新宿東西連絡通路
6/27(火)~29(木):阪急梅田駅 BIGMAN前広場
7/ 5(水)~ 7(金):JR品川駅中央改札内イベントスペース

HUAWEI P10 / P10 Plusをはじめとする新製品タッチ&トライイベントが6月下旬~7月にかけて各地で開催決定! P10 Plusのカメラ機能を試せるほか、撮影した写真をSNS投稿するとオリジナルノベルティがプレゼントされる。

ファーウェイ新製品発売キャンペーン

新製品の発売を記念して、「HUAWEI P10 Plus」など豪華賞品が当たるプレゼントキャンペーンが3カ月連続で実施!第一弾は6/20(火)からスタートする。

キャンペーンの詳細はファーウェイ公式SNS(Facebook、Twitter)で告知。「HUAWEI P10 Plus」をはじめとする最新ガジェットを手に入れるチャンス!