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FeliCaも防水もある「Redmi Note 11 Pro 5G」はミッドレンジなお値段なのに、フラッグシップ並みの高機能なスマホ

Xiaomiの「Redmi Note 11 Pro 5G」

 多彩なラインアップを持つシャオミ(Xiaomi)の中でも、高いコストパフォーマンスで人気を集めるRedmi Noteシリーズ。新たに国内向けに「Redmi Note 11 Pro 5G」が登場した。

 日本国内でRedmiシリーズの端末は、最近では3月にベーシックモデルの「Redmi Note 11」、4月には「Redmi Note 10T」が発売されている。Redmi Note 11 Pro 5Gは、その2モデルよりもハイスペックだ。

 その名の通り、5G(Sub6)に対応。ハイエンドスマホで採用される1億800万画素カメラや120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイを搭載するなど「Pro」らしい高機能が盛り込まれている。

 さらに、おサイフケータイに対応し、防水・防塵はIPX3/IP5Xと日本のユーザーが求める性能も備えている。これだけ充実した機能を有しながら、4万4800円(メーカーサイト価格)と、Redmiらしい高コスパを継承している。

 ミッドレンジ価格でフラッグシップ機並みの機能を体験できるRedmi Note 11 Pro 5G。その機能の充実ぶりを紹介しよう。

フラットなフォルムに特徴的なカラー

 オープンマーケット版のRedmi Note 11 Pro 5Gはカラーバリエとして、ポーラーホワイト、グラファイトグレー、アトランティックブルーの3色を用意。特徴的なのがアトランティックブルーで、ガラスの背面は見る角度によって水の波紋のような光と色の変化が楽しめる。

 背面も側面のフレームもフラットですっきりしたデザインだが、手の当たりは優しく持っていて疲れない。右側面の電源ボタンは指紋センサーも兼ねており、指紋認証で素早くロック解除が可能だ。

写真のカラーはアトランティックブルー。見る角度によって光のラインが変化し、水の波紋のように見える美しい背面。
右側面に指紋センサーを搭載した電源ボタンと音量キー。左側面にキーはなくすっきりしたデザイン。
先端部に3.5mmのヘッドフォンジャックがある。また、両先端にスピーカーを搭載。底面にSIMカードとmicroSDカードを1枚ずつ入れられるスロットがある。SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMだ。
上部にカメラとFeliCaのマーク。本体の先端部をかざしておサイフケータイを利用できる。

ハイスペック機に負けない機能とパフォーマンス

 ディスプレイは、動画視聴で没入感が得られる6.67インチのフルHD+(2400×1080ピクセル)有機EL。最大1200nitピーク輝度で、太陽光下でも見やすい画面だ。

前面いっぱいに広がる大型の6.67インチ有機ELディスプレイ。衝撃やキズに強いGorilla Glass5を採用している。

 また、120Hzのリフレッシュレートで、スポーツなど動きの速い映像も滑らかに表示し、Web閲覧時に画面をスクロールしてもくっきりとした表示で快適に閲覧できる。

 さらに、最大360Hzのタッチサンプリングレートとなっており、ゲームでも素早いレスポンスを実現している。

 鮮やかで美しいディスプレイだが、ブルーライトをカットする「読書モード」に切り替えることもできる。

 チップセットは、6nmプロセスで製造されているクアルコムのSnapdragon 695 5G。もちろん、Snapdragonの8あるいは800番台などと比べると、動作に時折引っかかりを感じる場面もあるが、WebブラウジングやSNS、シンプルなゲームで困ることは一切ない。メモリは6GB、ストレージは128GBと十分なスペックで、ストレージは最大1TBまで増やすことができる。

 バッテリーは最近のスマホの中でも最大クラスの5000mAh。長時間の使用が可能で、もちろん急速充電に対応している。67Wの充電器が同梱されており、それを使うと見る見るうちに充電されていく。急速充電は複数の接点から電流を流し込む仕組みで実現されており、15分で約50%、42分で100%の充電が可能とある。うっかり充電を忘れてしまっても、短時間で1日分のバッテリーを充電できるだろう。

端末に同梱される67Wの充電器。Redmi Note 11 Pro 5Gだけでなく、様々な機器を充電できる。

 あまりに充電が速いと発熱が気になるところだが、 環状のヒートパイプシステムと多層グラファイトシートによる冷却機能「LiquidCoolテクノロジー」 によって、冷却しながら充電を行っているという。実際に充電しても本体はほんのり熱くなる程度で、心配になるようなことはなかった。

 なお、同梱の充電器でタブレットやノートパソコンなども充電することができる。重い充電器を何個も持ち歩く必要がなくなるのはありがたい。

1億800万画素、超広角、マクロのトリプルカメラ

 カメラのスペックは豪勢だ。F1.9の1億800万画素メインカメラ、F2.2の800万画素超広角カメラ、F2.4の200万画素マクロカメラの3つのカメラを搭載している。

 1億800万画素メインカメラは、9つの画素を1つにまとめてより多くの光を取り込む「9-in-1ビニングテクノロジー」を採用し、通常の「写真」モードでは1200万画素カメラとしてパシャパシャと撮影できる。

通常の「写真」モード時のファインダー画面。「AI」や「HDR」などのオン/オフを設定できる。

 「AI」をオンにすると、被写体を自動認識して自動で最適なモードになる。全般的に色鮮やかに撮れたが、若干、色が強調され過ぎると感じることもあった。ファインダー上のボタンのワンタップでオン/オフできるので、好みで切り替えるといいだろう。

 1億800万画素の高解像度撮影は、ファインダー上のメニュー「もっと見る」や「プロ」モードからアクセスできる「108M」モードで可能だ。1億800万画素での撮影は細部までしっかり描写し、拡大してトリミングしても色鮮やかに、かつディテール豊かに表現される。Redmi Note 11 Pro 5Gに望遠カメラはないが、1億800万画素で撮影すればそれも不要と思えるほどだ。

 「夜景」モードも搭載し、暗所での撮影にも強い。複数枚の写真を撮って合成するので少し時間がかかるが、あまり不自然さのない明るい写真が撮れる。夜景も含め、いくつか写真を撮ってみたので参考にしてほしい。

こちらは「プロ」モードの1億800万画素で撮った場合。
通常の「写真」モードで撮った場合を比較。1億800万画素で撮ると、建物の上の携帯電話のアンテナが拡大してもくっきり。
美しく咲いていたバラをポートレートモードで。
布の上の水滴をマクロカメラで。
食べ物は「AI」をオンにして撮った方が鮮やかでおいしそうに撮れた。
2面ある野球場で撮影した。こちらは通常の撮影
0.6倍の超広角カメラで撮影すると、左右の球場がよく見えるようになった。色味は1倍のメインカメラがきれいだ。
夜の道路を「AI」をONにして撮影。AIをオンにするとオレンジ色の街灯の色が強調された。
こちらは夜景モードで撮ったもの。「AI」をONにした場合と比べ、夜景モードの方が自然な仕上がり。

ハイエンドのカメラやディスプレイをお手頃価格で体感できる

 Redmi Note 11 Pro 5Gは基本的にミッドレンジに位置するスマートフォンだが、 カメラやディスプレイはフラッグシップ機並みのハイスペック なものを採用している。さらにおサイフケータイにも対応しながら、ミッドレンジ端末の価格を維持しているのが素晴らしい。

 Snapdragon 695 5Gのため、本当にハイスペックなモデルと比べると、動作が緩慢に感じられるときもあるが、不満に思うほどではない。WebブラウジングやSNSでのやり取り、通常のカメラ撮影はサクサク行え、今後、エリアが拡大していく5Gに対応していることで、長く快適に使い続けることができるだろう。

 5000mAhのバッテリーで安心感があるだけでなく、最近省かれることが多い 充電器が同梱 されていることも嬉しいポイント。それも67Wの急速充電器だ。スマートフォンだけでなくタブレットやノートPCも充電できて重宝する。本体の性能に加え、気の利いた付属品もポイントが高く、価格もスペックも妥協したくない人にとっては満足度の高い1台だ。

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 月額770円の1GB/月、月額990円の3GB/月、月額1320円の6GB/月、月額1760円の10GB/月から選択でき、通話のかけ放題オプションも「10分かけ放題」(月額935円)、「完全かけ放題」(月額1430円)、「トップ3かけ放題」(月額935円)が揃っている。セキュリティ系のオプションメニューも用意され、適宜選択が可能だ。

容量月額料金
1GB770円
3GB990円
6GB1320円
10GB1760円

 もちろん、OCN モバイル ONEで、5Gも利用できる。それも無料の「5Gオプション」を利用するだけ。

 コスパに優れた「Redmi Note 11 Pro 5G」なら、回線もコスパよく使えるだけではなく、5Gも利用できる「OCN モバイル ONE」もチェックしておこう。

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