特集:ケータイ Watch20周年
【今日は何の日?】Android搭載のデジカメ「LUMIX CM1」が発売された日
2021年3月12日 06:00
2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。
今から6年前の2015年3月12日、パナソニックはAndroid OS搭載のデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」(以下、LUMIX CM1)を2000台限定で発売しました。当初の実勢価格は12万円前後でした。
LUMIX CM1は、1型の高感度MOSセンサーと新開発のライカレンズを搭載し、スマートフォンのような薄さとコンパクトなボディを実現したハイエンドのデジタルカメラです。
カメラは折り紙つきの性能で、レンズは28mm相当、F2.8の単焦点ライカレンズを搭載。4Kの動画撮影にも対応していました。
とはいえ、やはり一番の特徴はAndroidを搭載し、LTE網によるデータ通信や音声通話にも対応する点ではないでしょうか。Androidを搭載することから、任意のアプリをインストールして使用するということももちろん可能。カメラで撮影し、即座に写真を共有するといった使い方ができるのは非常に魅力的でした。
カメラとスマートフォンが融合したようなコンセプトのAndroid端末は過去にも海外で登場していましたが、LUMIX CM1はカメラとしての性能が非常に高く、当時大きな話題を集めていました。