特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】13年前の今日、カールツァイスレンズ採用でデジカメのような見た目の「705NK」が発売した日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 今から13年前の2007年1月13日、ソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)はノキア製の3G端末「SoftBank 705NK」を発表しました。

SoftBank 705NK

 705NKは、ノキア製のGSMクワッドバンド(850/900/1800/1900MHz)対応の携帯電話で、Nokia N73をベースとしたモデル。ソフトバンクの端末としては初めて、GSMのクワッドバンドに対応した端末でした。

 カールツァイスレンズを採用した有効画素約320万画素のカメラを搭載し、レンズ部分にはスライドタイプのカバーが用意されています。

キーボードは日本の携帯電話ではあまり見られない独特な配置
カメラ部分にはスライドタイプのカバーを搭載

 OSにはSymbian OSのS60 3rd Editionを採用し、パソコン経由で転送した音楽を再生できるミュージックプレイヤーや、パソコン向けサイトを閲覧できるフルブラウザアプリが利用できました。また、Symbian OSプラットフォームに対応する外部アプリもインストールでき、スマートフォンとしての機能も持っていました。