特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】9年前、全12色で展開されたドコモの「P-06C」が発売

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 今から9年前の2011年7月29日、NTTドコモからパナソニック製「P-06C」が発売されました。全12色が展開され、うち6色を7月29日に発売され、残りの6色をおよそ1カ月後の8月26日より発売されました。

 12色のカラーバリエーションは、モノトーン系のホワイト、シルバー、マットブラック、ブラック、ピンク系のパールピンク、コーラルピンク、マゼンタ、レッド、ゴールド系のローズゴールド、ゴールド、イエロー、オレンジと、大まかに3系統の色調で揃えられていました。3系統の色は、これまで提供してきたさまざまな携帯電話の中でも、人気のある色味を充実させたとのこと。

3系統の色調

 また12色の内、シルバー、ブラック、コーラルピンク、レッド、イエロー、オレンジの6色は、各色5000台の限定色。オンラインでの予約販売と店頭で取り寄せての購入ができました。

オレンジ
イエロー
コーラルピンク
ゴールド
シルバー
パールピンク
ブラック
ホワイト
マゼンタ
マットブラック
レッド
ローズゴールド

 画面は、約3インチで480×854ドット、26万2144色表示の液晶ディスプレイ。カメラは約510万画素CMOSカメラを搭載していました。また、防水対応(IPX5/7)、ワンセグやおサイフケータイなどに対応していましたが、Wi-FiやBluetooth、GPS/オートGPS、モーションセンサーは非対応でした。

 なお、携帯電話関連以外の主なできごとは、1836年にフランスのエトワール凱旋門が落成、1958年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が発足しました。また、2015年にはパソコン用OSのWindows 10が提供開始され、今日でちょうど5周年を迎えます。