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動画で見るとおもしろい「ZenFone 2」の新機能

動画で見るとおもしろい「ZenFone 2」の新機能

文字を描いてアプリを起動、画面を縮小する片手操作モード

 ASUS JAPANが5月に発売したAndroidスマートフォン「ZenFone 2」は、個性的なジェスチャー機能が搭載されている点が特徴の一つだ。

 端末の詳細については関連記事をご覧いたただくとして、本稿では、ZenFone 2のジェスチャー機能「ZenMotion」や片手操作モードを、動画でご紹介しよう。

ダブルタップで画面オン・オフ

 大型化する傾向にあるスマートフォンの画面。画面が大型化することでコンテンツの視聴は快適にできるようになるが、不便になるのは片手持ちした時。電源ボタンの位置によっては、画面点灯がやりづらくなる。

 5.5型のディスプレイを持ち、端末の上部中央に電源ボタンが配置されているZenFone 2でも、この点において例外ではない。そのため、ディスプレイをダブルタップすることで、画面の点灯と消灯を切り替えるジェスチャー機能を搭載している。

 画面消灯時にダブルタップをすることで、ロック画面を表示する。ホーム画面や通知領域の空白部分でダブルタップすると、画面を消灯する。

 ちなみに、これらの機能はLGなどの、一部の他社製スマートフォンでも搭載されている。

画面のダブルタップで点灯・消灯を切り替えるジェスチャー機能

画面に文字を描いてアプリを起動

 消灯状態の画面から直接アプリを起動するジェスチャー機能も用意されている。消灯している状態で、特定のアルファベットを描くことで、指定したアプリが起動する。初期設定では“W”を描くとブラウザが、“e”を描くとメールアプリが起動するといったように設定されている。特定のアプリが起動する文字ジェスチャーは“W”“S”“e”“C”“Z”“V”の6種類。文字を描くことで起動するアプリは、ユーザーが指定することができる。

アルファベットの形を描いてアプリを起動するジェスチャー機能

スクリーンショットを撮ってタスクに追加、「ふるふる」機能

 「ふるふる」機能は、その名の通り、端末を振ることで動作する機能。ブラウザの画面やカレンダーの予定などを表示しているときに、端末を振るとスクリーンショットが撮影される。同時にタスク管理アプリ「やることリスト」に、撮影したスクリーンショット付きで、タスクとして追加される、といった機能だ。

端末を振ってスクリーンショットを撮り、タスクに追加する「ふるふる」機能

片手操作モード

 画面のサイズが大きい端末で片手操作をしやすくするために、画面を縮小して表示する片手操作モードを搭載する機種が増えている。ZenFone 2に搭載されている片手操作モードでは、画面を縮小して、好きな位置に配置できる。最大で半分程度の大きさまで縮小できる。片手操作モード起動中は、縮小された画面の下に、前面キーが表示される。

画面を縮小する「片手操作モード」

石井 徹