「Google Pixel 5a（5G）」クイックフォトレビュー

　グーグルから本日より予約が開始する、5G対応Androidスマートフォン「Pixel 5a（5G）」。本記事では、グーグル直販サイトやソフトバンクにて5万1700円で販売される「Pixel 5a（5G）」について、外観やカメラ性能などをご紹介する。

本体デザイン

　前面には、6.34インチでFHD＋のOLEDディスプレイと左上部にインカメラを搭載。インカメラはパンチホール式となっている。

　背面には、2眼構成のアウトカメラと指紋認証センサーを搭載。ボディは「Pixel 5」と同様、マットで落ち着いた仕上がりとなっている。なお、「Pixel 5a（5G）」では金属製のユニボディを採用しており、防水・防塵性能はIP67に準拠している。

　オーディオは、下側面にステレオスピーカー、上側面に3.5mmオーディオジャックを搭載している。

前面、6.34インチのディスプレイとインカメラ

背面、アウトカメラと指紋認証センサー

上側面、3.5mmオーディオジャック

右側面、電源ボタンと音量ボタン

下側面、USB Type-C端子とステレオスピーカー

左側面、SIMスロット

SIMスロット。nanoSIMとeSIMに対応

グーグルオリジナルの専用ケース（別売）

カラーは「Black Moss」「Maybe Moon」「Likely Lime」「Partially Pink」の4色

「Black Moss」

「Partially Pink」

カメラ

アウトカメラ

　アウトカメラは、12.2MPのメインカメラと16MPの超広角カメラの2眼構成。

インカメラ

　インカメラは8MPカメラを搭載。FOVは83度となっている。

　カメラアプリでは、基本モードの「カメラ」のほか、「夜景モード」「ポートレート」「動画」「モード」が表示されている。

　「モード」では、パノラマや360度写真が撮影できるほか、Googleレンズが使用できる。また、動画撮影は標準の撮影以外に「スロモ録画」「タイムラプス」が選択できる。

　画面をスワイプすることで表示されるオプションでは、アスペクト比やタイマーなどの設定ができる。

カメラアプリ

「ポートレート」

「夜景モード」

「モード」

「動画」

オプション画面

作例　建物（画像クリックで実寸大ファイル）

超広角（0.6倍）で撮影

1倍で撮影

2倍で撮影

最高倍率（7倍）で撮影

作例　植物（画像クリックで実寸大ファイル）

0.6倍で撮影

1倍で撮影

2倍で撮影

7倍で撮影

作例　色鉛筆（画像クリックで実寸大ファイル）

　「Pixel 5a（5G）」のポートレートモードでは、撮影後にポートレート処理が実行される。処理はAIが自動で被写体を認識して行われる。

　また、ポートレートモードは標準モードに比べて画角が多少狭く、編集部で確認したところ「カメラ」の約1.3～1.5倍が「ポートレート」の1倍の画角であった。

ポートレート検証 作例：植物（画像クリックで実寸大ファイル）

「カメラ」で撮影

ポートレートモードで撮影

「カメラ」で撮影

ポートレートモードで撮影

ポートレート検証 作例：猫（フィギュア）（画像クリックで実寸大ファイル）

「カメラ」で撮影

ポートレートモードで撮影。AIが猫の尻尾まで被写体として認識していることがわかる

被写体が同じ大きさになるように倍率を変えて撮影（左：カメラモード 右：ポートレートモード）

　なお、「夜景モード」もポートレートモード同様、シャッターを押した後に処理が実行される。

作例　夜景（画像クリックで実寸大ファイル）

0.6倍で撮影（4枚すべて夜景モードで撮影）

1倍で撮影

2倍で撮影

7倍で撮影

設定画面と主な仕様

設定画面

　本体サイズは156.2×73.2×8.8mm。

　チップセットはSnapdragon 765G、メモリーは6GB、ストレージは128GBを備える。

　バッテリー容量は4680mAhとなっている。

重さ

ケース未装着

ケース装着

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