レビュー

「HUAWEI P30 lite」クイックインプレッション

超広角レンズで撮影の幅も広がる

 「HUAWEI P30 lite」は、5月24日にファーウェイから発売されたミッドレンジクラスのスマートフォン。

 前モデルと比べ、搭載されるチップセットの性能が向上しているほか、メインカメラには新たに超広角レンズを搭載し、3つのレンズを備えた。

 メインカメラは新たに800万画素の超広角レンズを搭載したことで、“lite”ながらもトリプルレンズという構成になった。超広角レンズを使用することで、風景写真や集合写真でも活躍してくれそうだ。

通常(広角)カメラの作例
超広角カメラの作例

 夜景の撮影ではややノイズが目立ってしまうが、撮影してそのままSNSにアップロードする、といった使い方では十分に実用できるだろう。

夜間の撮影
AIカメラを使用して撮影

 バッテリー容量は3340mAhと、3000mAhだった前モデルよりも増加しており、バッテリーの持ちも改善されている。

 廉価モデルではまだ普及しているとは言いがたいType-C端子を搭載し、5GHz帯のWi-Fiに対応している点も評価できる。また、3万円台で購入できるスマートフォンということを感じさせないようなガラス筐体で高級感のあるデザインも魅力的だ。

 筆者としてはおサイフケータイにも対応してほしかったところではあるが、普段ハイエンド端末を使用しているユーザーでも、サブで利用する端末として十分選択肢のひとつとなるだろう。

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