レビュー
「Mode1 RS」ミニレビュー(編集部石井)
センスが光るレーシングスマホ
2017年11月15日 11:00
「Mode1 RS(MD-03P)」は、ピーアップが11月11日に発売したAndroidスマートフォン。モータースポーツをイメージしたオリジナルの壁紙や音源をプリセット。3キャリアのネットワークをサポートする。価格は2万2800円(税抜)で、同社運営の携帯販売店「テルル」やAmazon.co.jp、+Styleなどで販売されている。
編集部・石井
パッと見て、「お、いいな」と思わせるカラーリング。Mode1シリーズ共通のカーボン風のデザインも、この端末ではよりモダンに感じる。5インチディスプレイを搭載し、しっかりとホールドできる形状になっている。
“刺さる人には刺さるスマホ”を志向し、スタートシグナルを連想させる起動画面や、レーシングカー・バイクの走行音が「着信音」として収録されている。
中身は実にオーソドックスなAndroidスマートフォン。クアッドコアCPUに3GBのメモリ、32GBのストレージと不足はないスペックを備える。国内3キャリアの主要周波数帯をサポートしているところもポイントだ。SIMスロットは最近少なくなったmicroSIM対応。nanoSIM用の変換トレイが付属するが、頻繁にSIMを差し替えるようなユーザーには向かないだろう。
あくまで狭いターゲットだけを明確に意識してスマートフォンを作ろうという姿勢が感じられ、興味深い。この路線を突き詰めていけば、“趣味から選ぶスマートフォン”という、新しいジャンルが広がるかもしれない。
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