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UPQ、今期は「ネイビー&レッド」~新機種「A02」は5月発売

 UPQ(アップキュー)は29日、新製品発表会を開催した。第2弾となるラインナップはコンセプトカラーを「navy & red」で統一した12種類19製品をラインナップ。スマートフォンでは「UPQ Phone A01X」に新色が発売されたほか、Android 6.0搭載の「UPQ Phone A02」が5月に登場する。

「UPQ Phone A02」を手にする代表取締役CEOの中澤優子氏

 「UPQ Phone A02」は、5インチHDディスプレイを搭載した、SIMロックフリーのスマートフォン。価格は、1万7500円(税別、以下同)。「navy & red」と「blue × green」の2色をラインナップする。カメラは約800万画素、デュアルSIM仕様でLTEのB1/3/6/8/19/28に対応予定。

「UPQ Phone A02」

 また、「UPQ Phone A01X」にも新色「NR ホワイト」と「NR ブラック」が追加される。「A01X」の新色は1万4800円という価格や仕様はそのままで、本日よりヨドバシカメラやAmazon.co.jpなどで販売される。

「UPQ Phone A01X」の新色

 このほか、新製品として、モバイルバッテリーを入れられるUSBケーブル付きバックパックや、タッチパネルキーボードの強化版などが発表された。

 また、電動スクーター「UPQ BIKE」を開発していることを明かし、3月のに詳細を発表することを予告した。バッテリー式の電動スクーターで、USBポートからの給電やアクションカメラの設置ができる製品となる見込み。

「自慢できる製品」がコンセプト

 2015年8月、「blue × green」カラーで統一された製品を発表してから半年を迎えるUPQ、蔦屋家電、ビックカメラ、パルコといった店舗で展示・販売されてきた。中澤CEOはこれらの店舗を振り返りつつ、「発表会の時には実店舗に置けるとは思っていなかった」と話す。

 「製造したからには売り尽くすまで、自分で担いででも売るつもりでいたが、販売店が協力してくれて今に至っている」と語った。今まで取り扱われた店舗は累計231店舗。販売比率では実店舗とオンライン販売が8:2程度だという。

 「UPQ」の製品群の特徴は、「アクセントカラー」以外に”強いセールスポイント”にあるとする中澤氏。買った人が「一言で自慢できる製品」を揃えたとしている。

 新ラインナップでは、新規に開発した「UPQ Phone A02」や「UPQ bag BP01」などの製品、「Q-display 4K50X」「Q-gadget KB02」といった既存製品のアップグレード版、「UPQ Phone A01X」「Q-home BB01」のような新色追加にとどまった製品がラインナップされている。

 どの製品をどういった形で展開するかは、中澤氏の判断で決めているという。中澤氏は「ユーザーからのフィードバックを得て、新たな商品開発に反映させるというのが“モノづくり”の基本的な姿勢」とし、「一発屋じゃないよ、と伝えたい」と話した。

発表された製品

 「UPQ Bag BP01」は、バックルのUSBポートで、バッグの中に入れたモバイルバッテリーから給電できるバックパック。価格は1万9800円。カラーは「blue×green」と「navy & red」の2色。

「UPQ Bag BP01」

 「Q-music」の新製品として登場したのは、aptX対応のBluetoothヘッドホン「Q-music HDP5」。電源を切った状態で、有線接続のヘッドホンとしても利用できる。価格は価格は1万3800円。カラーは「blue×green」と「navy & red」の2色。

「Q-music HDP5」

 50インチの4Kディスプレイからは、後継機「Q-display 4K50X」が登場。構造を見直しと軽量化を行ったほか、ソフトウェアが日本語に対応した。ディスプレイとしての仕様は従来機「Q-display 4K50」と同じ。価格は7万5000円。カラーは「blue×green」と「navy & red」の2色。

「Q-display 4K50X」

 「Q-gadget KB02」は、ガラス製のタッチパネル式キーボードをBluetoothに対応させたもの。Bluetooth接続したパソコンやスマートフォン、タブレットでキーボード兼タッチパッドとして利用できる。価格は1万7550円。カラーは「blue×green」と「navy & red」の2色。なお、海外向け製品として、有線の従来製品をUSBキーボードにした「Q-gadget KB01X」も発表された。

「Q-gadget KB02」
「Q-home BB01」

 このほか、スマートフォンで調色できる電球「Q-home BB01」とアクションカメラ「Q-camera ACX1」には、「navy & red」の新色が追加された。また、カメラ向け周辺機器として、コンパクトに畳めるジンバル「Q-camera SND1」(4200円)も発表された。

「Q-home BB01」
「Q-camera ACX1」
「Q-camera SND1」
「Q-camera SND1」

石井 徹