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神戸観光の外国人向け「KOBE Free Wi-Fi」、7月31日開始

 神戸市内の主要な観光スポットや移動時の道のりで利用しやすいよう3000カ所のアクセスポイントや、auのWi-Fiアクセスポイントが利用できる、観光目的の訪日外国人向け公衆無線LANサービス「KOBE Free Wi-Fi」が7月31日より提供される。観光案内所でログイン用のカードが配られ、無料で利用できる。

 「KOBE Free Wi-Fi」は、兵庫県神戸市が外国人旅行者を対象に、利便性の向上などをはかるために提供されるサービス。ワイヤ・アンド・ワイヤレスに委託する形のサービスとなり、利用時には、無料配付の「KOBE Free Wi-Fiカード」が必要になる。カードは神戸市内の観光案内所で配付され、パスポートなど外国人であることを確認できる書類が必要となる。

配付場所(順次、拡大予定)

  • 神戸市総合インフォメーションセンター(ポートライナー三宮駅)
  • 新神戸駅観光案内所(JR新神戸駅構内)
  • 北野観光案内所(北野風見鶏の館前)

 IDやパスワードが記されており、「Wi2」「Wi2premium」「wifi_square」というSSIDのアクセスポイントに接続してから、ブラウザでログインすると、1つのIDで、1週間利用できる。

 市内の約3000カ所のアクセスポイントのほか、KDDIグループが提供する全国20万カ所のWi-Fiアクセスポイント(「Wi2 300」のベーシックエリアおよびオプションエリア)も利用できる。

 KOBE Free Wi-Fiの利用動向をもとに、今後の観光振興策に向けたレポートの発行も予定されている。取得したデータは、個人は特定できない形で処理され、レポートに活かされる。

関口 聖