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スマホと連動して歌い出す小鳥ロボット「てのりちゅっちゅ」

 小鳥のいるカフェが相次いでオープンするなど、最近、小鳥がちょっとしたブームだ。玩具メーカーのジョイパレットは、女児向けの小鳥ペットロボット「てのりちゅっちゅ」を7月19日に発売する。アメリカと日本での同時発売となり、日本では玩具専門店、百貨店、家電量販店、ECサイトで販売される。価格は1800円(税抜)。

てのりちゅっちゅ

 「てのりちゅっちゅ」は、笛や息などの音に反応して、くちばしや首が動いたり、歌を歌う小鳥ペットロボット。てのりちゅっちゅに向かって息を吹きかけると鳥がさえずり、首とくちばしが動いたり、付属の笛リングを吹くと20種類の曲を歌ったりする。またてのりちゅっちゅを複数羽用意し、「合唱モード」に切り替えた状態で笛を吹くと、鳥たちが合唱を始める。

 このほかスマートフォンやパソコンから公式サイトにアクセスすると、ボーナス曲が4曲、ミニゲームをクリアするとシークレット曲が10曲、新たに取得することができる。スマホから音の信号が再生されることで、追加した曲をてのりちゅっちゅに歌わせることができる。

同梱されているシールでデコレーションできる
サン宝石とのコラボレーションでキラキラストーンのデコレーションキットも

 文字どおり手のひらサイズで、可愛らしいデザイン。カラーはチェリーピンク、キャロットオレンジ、ライムグリーン、ターコイズグリーン、スカイブルー、スノーホワイトの6色が揃う。対象年齢は6歳以上だが、疲れたビジネスマンも癒してくれることだろう。

ジョイパレット代表取締役社長の杉浦太郎氏(左)

 都内で行われた新製品発表会で、ジョイパレット代表取締役社長の杉浦太郎氏は、出生率の低下が続き玩具市場が厳しい状況の中、スマートフォン関連の玩具がトレンドであることを説明した。「スマートフォンだけで完結するものではなく、人と人がコミュニケーションできる玩具を提供していきたい」とし、てのりちゅっちゅへの想いを語った。同社では販売目標数として、年間30万個を掲げている。

川崎 絵美