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「STREAM X GL07S」のソフト更新、初期化できない不具合を解消

STREAM X GL07S

 イー・モバイル(イー・アクセス)は、ファーウェイ製のAndroidスマートフォン「STREAM X GL07S」の不具合を解消するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 STREAM X GL07Sに関しては、10月9日の時点で、「データの初期化」や「内部ストレージの消去」といった初期化作業を行っても、内部ストレージに保存された「.」で始まる名前のファイルやフォルダが消去されずに残ってしまうという不具合が確認されたとして、「ファイルマネージャー」アプリを利用して、これらのファイルやフォルダを削除する方法がアナウンスされていた。

 今回のソフトウェア更新は、初期化を端末自体の機能として利用できるようにしたもの。このほか、無線LAN起動時の動作安定性の向上が図られている。更新後のビルド番号は「U9700LV100R001C26B210」となる。

 更新ファイルの容量は約123MB。LTE/3G回線経由で更新を行うとパケット通信料が発生する。更新にかかる時間は約20分。更新作業中は他の操作が行えなくなる。

 なお、ビルド番号の下4桁が「B128」「B130」「B133」「B136」のユーザーについては、今回のソフトウェア更新を適用することで、ソフトバンクの3Gエリアでの通信が可能となる。また、「B207」より前のファームウェアを利用しているユーザーについては、emobileメールとemobileメッセージのアプリを最新版に更新する必要がある。

 同社によれば、同様の不具合が確認されている「GS03」についても、時期は未定だが更新サービスの提供を予定しているとのこと。

湯野 康隆