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ドコモのXperia AX SO-01Eにソフト更新、海外のNFC決済に対応へ
ドコモのXperia AX SO-01Eにソフト更新、海外のNFC決済に対応へ
(2013/3/21 15:15)
NTTドコモは、ソニーモバイル製のAndroidスマートフォン「Xperia AX SO-01E」を対象に、機能バージョンアップと不具合修正を行うソフトウェア更新の提供を開始した。機能バージョンアップでは、端末発表時に明らかにされていた海外でのNFCを利用した決済サービスに対応する。
「Xperia AX SO-01E」は、今回提供されるソフトウェア更新により、Type A/B方式のおサイフケータイ対応サービスに対応する。これにより、2013年度上期以降、海外の「iD」に加えて、「MasterCard PayPass」、「Cashbee」(韓国)など、北米、欧州、アジアで利用されているNFCの決済サービスが順次利用できるようになる。
「Xperia AX SO-01E」をはじめ、NFC決済に対応が表明されている端末では、上記のType A/B方式のサービスを実際に登録するにあたって、ドコモUIMカード(SIMカード)を最新版の「ドコモminiUIMカード Ver.5」に交換しておく必要がある。このSIMカードは外観がピンク色で、交換はドコモショップの窓口で無料で受け付けている。
なお、今回提供されるソフトウェア更新を適用した後も、これまでの「ドコモminiUIMカード Ver.4」(赤色)を使用可能。ピンク色のSIMカードとのセットで対応するNFCの決済サービス以外は、従来通り利用できる。一方、赤色SIMカードのままだと、おサイフケータイアプリを起動した際に「対応UIMカード/USIMカードが未挿入もしくはロック中などのため、UIMカード/USIMカード上のサービスを利用できません」というメッセージが表示されるようになる。
ソフトウェア更新ではこのほか、「しゃべってコンシェル」でアラームを設定すると、アラームが鳴動しない場合があるという不具合が修正される。
ソフトウェア更新にかかる時間は通信回線経由で約8分、パソコン経由の場合で約4分。パケット通信料は有料。自動更新では提供されないため、手動で操作し更新する。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、端末のビルド番号は「9.0.G.1.108」になる。