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六本木ヒルズに「GALAXY Studio」オープン、最新モデル勢揃い

六本木ヒルズに「GALAXY Studio」オープン、最新モデル勢揃い

GALAXY Studio

 サムスン電子は、12月5日~25日にかけて、六本木ヒルズのヒルズカフェにおいて、同社のスマートフォン「GALAXY」シリーズの最新モデルが体験できる「GALAXY Studio」をオープンしている。5日夜、メディア向けのイベントも開催され、キーパーソンらが登壇した。

 「GALAXY Studio」は、サムスンが各地で展開している「GALAXY」シリーズのタッチ&トライイベント。最新モデルに触れるだけでなく、便利な使い方の教えてもらったり、「GALAXY」シリーズを使ったプリントサービスなどさまざまな連携サービスなども楽しめる。

 六本木の「GALAXY Studio」には、「GALAXY Note II」「GALAXY S III α」「GALAXY Tab 7.7」「GALAXY S III progre」など最新モデルが並んだ。写真プリントサービスや、缶バッジを作成できるサービスなどが体験できる。

 さらに、壁面には「GALAXY」シリーズの先進性を表現したというインタラクティブなアート作品が展示されている。壁面のマグネットが敷き詰められたパネルは、人の動きをシルエットで表示する。パネルの前で動くとパタパタと音を立ててアニメーションする。

タッチ&トライコーナーでは、GALAXYシリーズの最新モデルの使用感が確かめられる
バッジ作成サービス
サードパーティ製のアクセサリー展示
動きに合わせてシルエットを表示するパネル
参考出品としてGALAXY Note II用の公式フリップカバーが展示された。国内発売は「検討中」
こちらはGALAXY Note IIのアクセサリー群、こちらも参考出品となっていた

海外と国内のGALAXY

 5日、六本木の「GALAXY Studio」において、報道関係者向けのイベントが開催された。サムスン電子ジャパン 代表取締役の趙 洪植(チョウ・ホンシク)氏は、この中で、「今年、いくつかの端末を出し、それなりの成果もあった」と語った。

趙氏
サムスン電子ジャパン 専務の石井氏

 「GALAXY Note II」は、世界55カ国で500万台程度が出荷されているという。国内では、初代の「GALAXY Note」が数十万程度の出荷数だったのに対し、11月に発売されたばかりの「GALAXY Note II」は、初代よりも3倍程度のスピードで販売されているという。

 また、「GALAXY S III」については、世界で3000万台が出荷されているとのこと。国内では、NTTドコモの「GALAXY S III α」が12月5日に発売されたばかりで、端末の売れ行きが注目されるところだ。

 このほか、趙氏の提案で急遽、海外での状況を語ることになったのが、香港在住の携帯電話研究家である山根康宏氏。同氏は本誌でも執筆している。山根氏は、香港や台湾、中国の状況について説明し、5インチクラスの売れ行きが好調とした。

 「GALAXY Note IIは、3G版のあとにLTE版が出たが品切れになるほど。キャリアショップではiPhoneに並ぶぐらいのもので、街中ではNote、Note、Noteといった状況。大きな画面で1人だけでなくシェアして使いやすい。ペン入力は、アグレッシブに使う人は使うといった感じ。中国メーカーも5インチクラスの製品に“ノート”と名前を付けている。アジアではNoteが認知されている」などと話した。

山根氏
石川氏

 また、国内についてコメントを求められたのは、本誌でも活躍するジャーナリストの石川温氏。石川氏は、GALAXYシリーズに盛り込まれる機能の豊富さについて語り、「担当者に説明を聞かなければ我々もわからないほど」とした。

 石川氏は「GALAXY」シリーズについて、「かっこよくなりすぎている。もしかすると良さが伝わっていないかもしれない」と警鐘を鳴らす。「GALAXY」シリーズの売れ行きがよくなってきた頃と比較し、「(当時は)もっと泥臭かった。泥臭く汗をかきながら説明する方がいいのかなぁと思う」などと話した。

津田 啓夢