8色展開のシンプルな携帯電話「COLOR LIFE3 103P」


「COLOR LIFE3 103P」

 「COLOR LIFE3 103P」は、シンプルな折りたたみ型ボディを採用した、法人向けにも対応するパナソニック製の3G携帯電話。メインカラーとなるブルーを始めとした8色のカラーバリエーションが用意され、900MHz帯(プラチナバンド)もサポートする。7月中旬以降発売予定。

 コンパクトな折りたたみ型のフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)で、使いやすさにこだわったモデル。前モデルにあたる「COLOR LIFE 2 002P」と比較すると、カメラが320万画素から約510万画素に強化されたほか、ワンセグ映像の高画質化が図られている。前モデルのカラーのうちいくつかはわずかな色調整のみで引き継ぎ、ブルーやシルバーといった新色を追加。端末を開いた際の内側のカラーバリエーションも従来の3色から4色に増やした。カラーバリエーションの豊かさから、“日常生活に溶け込む携帯電話”をコンセプトとしており、上質なインテリア写真を用いたパッケージを採用している。

 また、緊急地震速報とBluetoothに対応しているほか、3Gでは従来の2.1GHz帯に加え、プラチナバンドと呼ばれる900MHz帯をサポートし、よりつながりやすくなるという。さらに、データフォルダ容量が拡大され、待受時間も長時間化。端末の管理などを行う法人向けサービスにも対応する。

 ディスプレイは約2.9インチ、427×240ドット(FWQVGA)のTFT液晶で、約510万画素のアウトカメラを搭載する。ワンセグ、赤外線通信、緊急速報メール、Bluetooth 2.1+EDRに対応する。防水、おサイフケータイ、Wi-Fiは非対応。32GBまでのmicroSDHCカードを利用可能。

 3Gハイスピードに対応しており、通信速度は下り最大7.2Mbps・上り最大384kbps。ULTRA SPEEDやSoftBank 4Gには対応しない。大きさは約109×50×16.5(最厚部18)mmで、重さは約110g。ボディカラーはブルー、ブラック、シルバー、ゴールド、ピンクゴールド、ピンク、ラベンダー、ホワイトの8色。連続待受時間は3G利用時で約630時間、GSM利用時で約360時間、連続通話時間は3G、GSMともに約230分。


ブラックシルバー
ゴールドピンクゴールド
ピンクラベンダー
ブルーホワイト

 




(太田 亮三/日沼諭史)

2012/5/29 12:19