フルスペックで薄さ7.8mm、「MEDIAS X N-07D」
「MEDIAS X N-07D」 White |
「MEDIAS X N-07D」は、XiやNOTTVなど最新機能に対応するNECカシオ製のスマートフォン。6~7月に発売される。価格は、各種の割引を適用した実質負担額で1万円台半ばになる見込み。
「MEDIAS X(エックス) N-07D」は、NOTTV対応端末として最薄となる薄さ7.8mmのスリムなボディに、女性をターゲットにしたボディカラーをラインナップするのが特徴。withシリーズに位置付けられている。Xi、NOTTV、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など主要な機能を搭載している。
1.5GHz駆動のデュアルコアCPUや、細かな振動で文字入力時もフィードバックが得られるフィーリングタッチを搭載。対応ACアダプターによる1.5Aの急速充電に対応している。ワンセグを見ながらTwitterに投稿する機能や、パソコン・AV機器と動画・写真を共有できる機能も用意されている。
「ホーム」ボタンは従来のタッチセンサータイプのキーから物理キーに変更され、画面のスリープを解除するボタンとしても利用できるようになっている。
微小な振動によりタッチパネル上で触感のフィードバックを実現する「フィーリングタッチ」は、前モデルにあたる「MEDIAS ES N-05D」から改善を含めたチューニングが実施されている。アクチュエーターにはイマージョンのハプティック技術が採用されている。
バッテリー容量は、「MEDIAS ES N-05D」が1400mAhだったのに対し、端末の高性能化などを受け1800mAhに増加された。それに伴い端末の厚みが増した格好だが、それでも8mmを切るスリムなボディが実現されている。
ディスプレイは約4.3インチ、1280×720ドット(HD)のTFT液晶。ソフトウェアプラットフォームはAndroid 4.0。
NOTTVの視聴時には、本体内蔵のアンテナに加えて、microUSB端子に接続する外部アンテナを利用することも可能。外部アンテナは、microUSB端子を3.5mmのオーディオ用ステレオミニジャックに変換するアダプターを兼ねたもので、パッケージに同梱される。利用するアンテナのタイプは、自動切り替えや手動の指定が可能。
ホーム画面などのUIにはNTTドコモの「Palette UI」を採用。Android 4.0の標準に近いUIを設定することもできる。7月下旬予定のspモードメールアプリのバージョンアップにより、デコメ絵文字pop、デコメピクチャpopに対応する。
NOTTV、Xi(下り75Mbps、上り25Mbps)、HSDPA(14Mbps)、HSUPA(5.7Mbps)、GSMに対応。IPX5/8の防水、IP5Xの防塵に対応する。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、Wi-Fi、テザリング(最大10台)、エリアメールを利用できる。おくだけ充電は非対応。
CPUは「MSM8960」で1.5GHz駆動のデュアルコア。ROMは8GB、RAMは1GB。miniUIMカードに対応する。カメラは810万画素、インカメラは130万画素。GPS、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)、スマートフォンあんしん遠隔サポートを利用できる。
バッテリー容量は1800mAh。連続待受時間は、3Gで約530時間、LTEで約350時間、GSMで約400時間、連続通話時間は、3Gで約370分、GSMで約450分。モバキャス連続視聴時間は約150分。大きさは約130×67×7.8mmで、重さは約123g。ボディカラーはWhite、Pink、Brownの3色。
Pink | Brown |
2012/5/16 11:50