NTT Comと毎日新聞、春のセンバツを題材にしたARアプリ

　NTTコミュニケーションズ（NTT Com）と毎日新聞社は、新聞紙面の画像をスマートフォンのARアプリで捉えると、関連記事を閲覧できるAR（Augmented Reality、拡張現実）アプリ「センバツ84」の提供を開始した。3月21日～4月11日にかけて期間限定の実証実験として提供される。

　「センバツ84」は、甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催される第84回選抜高等学校野球大会を題材にしたARアプリ。Androidアプリとして提供され、アプリを起動して新聞紙面に記された大会ロゴマークを読み取ると、スマートフォンの画面上にアルバムが表示される。試合が終了すると、順次、写真が更新され、その写真に関する記事を確認できるほか、他の試合へのリンク、トーナメント表などをチェックできる。

　Android 2.2以上の機種で利用でき、推奨端末としてドコモのAndroidスマートフォンやタブレットがラインナップされている。

　両社では、ユーザーの利用状況やアンケート調査で、改善点や必要な機能などを抽出し、商用化などを今後検討する。