au、iidaブランドの「G11」を25日発売


 KDDI、沖縄セルラーは、auのiidaブランドの新モデル「G11」を3月25日より順次発売する。端末価格はオープンプライスとなるが、端末価格は7万円程度になる見込み。KDDIでは、端末機種に応じて毎月の支払い額から24カ月間割引きする「春セレクト割」を適用することで、最大3万6000円(月1500円×最大24回)が差し引かれるため、実質支払額は3万円台前半と案内している。

 「G11」の発売日は地域によって異なり、一部地域では販売自体が「未定」となっている。3月25日発売は北陸/中部/関西/中国/四国/九州/沖縄の7地域、3月26日発売は北海道エリアとなる。東北エリアと関東エリアについては「販売未定」で、KDDIでは、発売するかどうか、販売時期の目途については明言を避けている。

 「G11」は、2009年4月にiidaのファーストモデルとして登場した「G9」の後継モデルにあたるスライド式のCDMA 1X WIN端末。端末製造メーカーはソニー・エリクソン・モバイルコミュケーションズ。

 「本物」を目指すというデザインコンセプトを踏襲し、プロダクトデザインも「G9」と同様に岩崎一郎氏が手がけた。細部への作り込みや質感の高さにこだわったモデルとなる。

 ディスプレイは約3.2インチ、フルワイドVGAサイズのTFT液晶を搭載し、キズが付きにくい強化ガラスを採用。ディスプレイ面下部にはスライド時にも操作可能なタッチセンサーなどを装備する。カメラは808万画素のCMOSで、オートフォーカスや撮影ライトなどが利用できる。最大16GBのmicroSDHCカードに対応する。新CPUを搭載する。

 CDMA 1X WINのほか、海外ではGSM網も利用できる。無線LANサービス「Wi-Fi WIN」に対応し、下り最大9.2Mbpsのデータ通信サービス「WIN HIGH SPEED」やおサイフケータイ、赤外線通信、Bluetooth、GPS、ワンセグなどもサポートされる。

 連続通話時間は約200分、待受時間は約260時間(カロリーカウンターおよびWi-Fi機能OFF時)。大きさは約117×51×15.9mmで、重さは約142g。ボディカラーはBLACK+BLACK、ORANGE+BLACK、BLUE+WHITEの3タイプ。

 このほか、iidaの周辺機器ラインナップ「LIFESTYLE PRODUCTS」では、3月25日より、「G11 HARD CASE」(1100円)と「MOLESKINE special edition for G11」(2380円)が販売される。iidaのWebサイトを通じて購入できる。


 



(津田 啓夢)

2011/3/24 14:58