1月の携帯電話・PHSの契約数、ウィルコム復調か
電気通信事業者協会(TCA)は、2011年1月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。
携帯電話の純増数は、ソフトバンクモバイルが24万600件(ダブルナンバーは600件減)、NTTドコモが13万4000件(2in1は6200件減)、イー・モバイルが8万1500件、KDDIが6万7000件。UQコミュニケーションズも7万5900件の純増となっている。
MNPの転入・転出を差し引きした数は、ソフトバンクが6万9200件のプラス、イー・モバイルが200件のプラス、ドコモが2万8700件のマイナス、KDDIが4万700件のマイナスとなった。
通信方式別では、W-CDMAのドコモが24万6100件、ソフトバンクが24万600件、イー・モバイルが8万1500件でそれぞれ純増になった。CDMA2000 1x方式のKDDIは7万2600件の純増。また、LTEではドコモが3700件の純増になっている。
携帯電話契約数の内訳のうち、プリペイド契約数は、ソフトバンクが8300件、イー・モバイルが1700件の純増。ドコモは1600件、KDDIは6300件の純減。インターネット接続サービスは、Yahoo!ケータイが17万5300件、iモード/spモードが15万1200件、EZweb/IS NETが1万2600件でぞれぞれ純増。EMnetは1500件の純減となった。通信モジュールは、KDDIが4万8400件、ソフトバンクが4万2700件、ドコモが1万6200件の純増。
ウィルコムのPHSは2010年を通して5万件前後の純減が続いていたが、1月は純減が400件にとどまるなど、復調の兆しを見せている。PHSの総計は364万7400件。BWAのUQコミュニケーションズは7万5900件の純増、累計は60万300件。
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 134,000 | 57,344,000 |
KDDI | 67,000 | 32,594,400 |
ソフトバンク | 240,600 | 24,640,500 |
イー・モバイル | 81,500 | 3,005,100 |
総計 | 523,100 | 117,584,000 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ【W-CDMA】 | 246,100 | 55,818,600 |
au【CDMA2000 1x】 | 72,600 | 32,437,600 |
ソフトバンク【W-CDMA】 | 240,600 | 24,640,500 |
イー・モバイル【W-CDMA】 | 81,500 | 3,005,100 |
総計 | 640,800 | 115,901,800 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
iモード/spモード | 151,200 | 49,616,700 |
EZweb | 12,600 | 27,217,000 |
Yahoo!ケータイ | 175,300 | 19,067,300 |
EMnet | -1,500 | 37,600 |
総計 | 337,600 | 95,938,600 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
ウィルコム | -400 | 3,647,400 |
総計 | -400 | 3,647,400 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
UQコミュニケーションズ | 75,900 | 600,300 |
2011/2/7 15:55